内容説明
“グラッツラー伯国”にいるはずの神獣“イペイラポス”が、“新生アルマダ帝国”の秘密工作により皇都へ連れてこられた。そのことに激怒した神獣は、本来は無関係な街を破壊しようと暴れ出す。神獣の暴走を止めるべく、摂政レクティファールは自ら出動したのだが―。
著者等紹介
白沢戌亥[シラサワイヌイ]
1986年生まれ。信州で生まれ育った会社員。2009年より本業の傍ら執筆活動を始め、インターネット上で作品を発表する。2011年、インターネットで発表していた「白の皇国物語」が書籍化(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ローリー
8
図書館で借りました。また新しい国や登場人物が出てきて、脇話というか伏線になるかも知れないお話で一冊終わりました。今回は金融と外交で中立を保つ小国とレクティファールの皇国の関わりを、新たなお后候補の話を絡めて書いてます。神獣を皇国に送り込んで騒動を起こしてみたり、それに小民族の悲劇を織り込んでみたりと、色々楽しませよう、読ませようと言う姿勢は分かるのですが、本筋の話がぜんぜん進んでなくて何を書きたいのかよく分からないのです。いたずらに登場人物を増やし、后候補を増やすだけの話になってはいないかと思います。2018/04/02
加賀ますず
1
概念兵器対神獣!超存在同士の戦いが、皇都で繰り広げられる!!さり気なく出てきたルルリが今後どのように物語に関わってくるか気になる。2018/12/10
ichi
0
【図書館】山も谷もない。2017/01/24
yuhta
0
1〜16巻までの感想 山場は始め数巻の皇都奪還まで。それ以降はダラダラと山も谷もない内容。16巻なのにまだ1巻から1年経っておらず主人公はまだ皇王にもなっていない。なのにどんどん正妃や側妃が増えていっている…。内政パートは書類仕事している描写から文官に任せているのかなと想像する事は出来るが、具体的になにをしたというのは物語には出ない。プロローグに統一暦という文章が使われている巻がある事から主人公が大陸を統一したというのは想像出来るが、この物語の進むスピードで果たして完結まで行くのだろうかと不安に思うばかり2018/12/15