内容説明
不遇の高校生桐生レオはある日、異世界の大賢者の声に導かれ、彼の息子として転生する。レオが現代日本の知識を大賢者に提供したおかげで、絶大な威力を誇る「兵器魔法」が完成。しかし、レオはその力を暴走させ、対立していた帝国兵を大量虐殺してしまう。この事件をきっかけに、レオの家族は二つに引き裂かれてしまった。それから十年後、レオのもとを双子の妹マリーが突然訪ねてくる。事件以来、地下室に引きこもって魔法研究に明け暮れていたレオだったが、マリーの語る「ある計略」に心惹かれ、魔法学院入学を決意した。そして共に暮らす獣人の娘ルナを人間の学校に連れていくために、レオはアーティファクトの製作を開始する。材料となる幻の素材を求めて、新たなる仲間とともに古代遺跡に挑むレオ。遺跡の奥から溢れ出る太古の災いを禁断の兵器魔法が迎え撃つ!
著者等紹介
東国不動[トウゴクフドウ]
東京都出身。2015年5月からネット上で小説の投稿を始め、たちまち人気に。『賢者の転生実験』にて出版デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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fap
4
ダンジョン探索。新たな出会い。復活。 トラブルを巻き起こすイベントはお約束だがそれなりに説得力がある展開だった。 馬鹿だが筋は通す新キャラは脳筋一直線。 対する主人公は兵器魔法で自重しない結果主義。 意外とバランスが取れているかもしれない。2016/05/20
sion
3
レナに支えられ10年引きこもっていたライル。ルドルフとの中は利害関係で結ばれている感じ。マリーは本人の努力で弄くられてないのにチートみたいになっあなぁ。イザベラとベルナーとの出会い。良い奴なんだけど……将来ぶつかり合いそうで……。ってかライル衛生使ってんだね。2016/09/05
Abercrombie
2
△ 魔法学院での学校生活ははじまらなかった…。今回は獣人のルナを学校に連れていくのためのアーティファクトの素材集めから入学試験まで。宿屋のメイドやへんな皇子を助けたり、遺跡を探索したりと、オーソドックスな展開だけど、登場人物の誰もがうさんくさく感じるのは自分だけだろうか?2016/09/24
依音@いおん
2
あぁ…ちゃんとテキスト全部読まないから…ww2016/06/19
じゅんぽろ
0
妹マリーが魔法学院へ一緒に行こうと誘ってくれたから、すんなり行けるのかと思ったらそうじゃなかったわけね。ルナも同行させるために一仕事。レオも苦労するなあ、基本引きこもりだけど。変な二人組と友達になったり、それはそれで色々と得るものはあったか。入学試験も何とか合格し、次巻こそ本当に学院編だ。2018/08/23