目次
第1部 虚無を見つめる勇気(虚無を見つめて―ジョゼフ・コンラッド『闇の奥』;寓話の変貌―ジョージ・オーウェル『動物農場』;ひと握りの塵に恐怖を―イーヴリン・ウォー『ハンドフル・オヴ・ダスト』;職場規律と軍隊規律のあいだ―ウィリアム・ゴールディング『蠅の王』)
第2部 物語のダイナミズム(ロビン・フッド伝説―その変容への視点;ロビン・フッド伝説のドラマ―一揆と反乱と革命;ゴシック中世を見る近代の視点―ウォルター・スコットとウィリアム・モリス;ヴィジョンまでの距離―ウィリアム・モリス『ジョン・ボールの夢』)
第3部 未完なるものへの情熱(セイレーネスの歌―E・A・ポー「モルグ街殺人事件」;もう一つの影―E・A・ポー「影 ある寓話」;ルーアン大聖堂にて―ジョン・ラスキン『建築の七燈』;未完なるものへの情熱―ハーマン・メルヴィル『白鯨』)
著者等紹介
立野正裕[タテノマサヒロ]
1947年、福岡県生まれ。明治大学文学部教授。専攻は近現代英米文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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