文芸学講義―文学作品が書かれるまで

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  • サイズ A5判/ページ数 204p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784434216336
  • NDC分類 901.3
  • Cコード C0095

内容説明

文学作品はどのように書かれてきたか―紫式部から村上春樹まで、豊富な例を挙げながら、鑑賞的・実践的に迫る小説論。創作の核心をつかむ、画期的な文学理論!書くこと・読むことの解析と探求。

目次

創作過程はどこまで分析できるか?
創作のいとぐち、体験、実感
作品制作の前段階
制作に着手、モチーフのこと―書きだしのむつかしさ。インスピレーションやデーモンのことも
文学の素材、題材
想像力のはたらき
意図と主題
構想・構成・筋・フィクション
表現・描写
技法・手法
スタイル・文体
典型とは?典型の創造とは?
個性の独創―制作の基本のこと
描写や表現と、思考・思想―作品を書くにあたって、観念や思想は邪魔か、生かされるのか
詩法、ドラマトゥルギー、シナリオの制作

著者等紹介

小田切秀雄[オダギリヒデオ]
1916(大正5)年東京生まれ、2000(平成12)年死去。1941年法政大学国文科卒業。同年に『万葉の伝統』出版。敗戦後直ちに活発な文学活動を開始。46年「近代文学」創刊同人、また同年「文学時標」創刊。法政大学教授として後進を育成する傍ら、日本の古典から現代文学の作家・作品論、文学史、文学概論や外国文学の評論、思想論や状況論などを精力的に発表。『私の見た昭和の思想と文学の五十年』(88年、毎日出版文化賞)など、著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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佐島楓

52
自分でも言語化できなかった創作の意図が的確に文章にあらわされている。大切な一冊になりそうな予感。2016/10/14

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