内容説明
文学作品はどのように書かれてきたか―紫式部から村上春樹まで、豊富な例を挙げながら、鑑賞的・実践的に迫る小説論。創作の核心をつかむ、画期的な文学理論!書くこと・読むことの解析と探求。
目次
創作過程はどこまで分析できるか?
創作のいとぐち、体験、実感
作品制作の前段階
制作に着手、モチーフのこと―書きだしのむつかしさ。インスピレーションやデーモンのことも
文学の素材、題材
想像力のはたらき
意図と主題
構想・構成・筋・フィクション
表現・描写
技法・手法
スタイル・文体
典型とは?典型の創造とは?
個性の独創―制作の基本のこと
描写や表現と、思考・思想―作品を書くにあたって、観念や思想は邪魔か、生かされるのか
詩法、ドラマトゥルギー、シナリオの制作
著者等紹介
小田切秀雄[オダギリヒデオ]
1916(大正5)年東京生まれ、2000(平成12)年死去。1941年法政大学国文科卒業。同年に『万葉の伝統』出版。敗戦後直ちに活発な文学活動を開始。46年「近代文学」創刊同人、また同年「文学時標」創刊。法政大学教授として後進を育成する傍ら、日本の古典から現代文学の作家・作品論、文学史、文学概論や外国文学の評論、思想論や状況論などを精力的に発表。『私の見た昭和の思想と文学の五十年』(88年、毎日出版文化賞)など、著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
1 ~ 1件/全1件
感想・レビュー
-
- 電子書籍
- 熱帯デラシネ宝飾店(3) ウィングス・…
-
- 電子書籍
- 押忍!!空手部 勃発!関東大戦争編 バ…