出版社内容情報
「人はいいのに、組織としては残念……」
その原因は組織の「体質」にありました。
多くの人は、社員のやる気の低さや離職の原因が、「やりがい」「仕事内容」「給料」などにあると考えます。ですが、問題の本質はそこではありません。著者のこれまでの経験上、組織を辞めていく人たちの多くは「やりかたが時代遅れ」「価値観が古い」「旧態依然な思考」といった「体質」に不満を持っていたことがわかったのです。
今の若い世代は、ネットやSNSを通して知識や価値観をアップデートしています。デジタルツールを使いこなすのは当たり前だし、他者の尊重や多様性が大切なことや、変化や成長が必要なことも当然知っています。
一方で、組織はどうでしょうか。いまだに「紙」主体の情報共有、画一的な働き方しか認めない空気感、失敗回避前提のしごとの進め方……そんな文化がはびこっています。その「古さ」、要するに「ダサさ」が耐えられなくて、組織を辞めています。
「閉鎖主義」「管理主義」「横並び主義」といった体質が顕在化したのが、こういった「古い組織文化」です。つまり反対に、これらの古い組織文化を変えていくことができれば、やがて組織全体の体質も変わっていきます。
そこで本書では、そんな古い組織文化を変えるために現場からできる方法を100紹介します。
内容説明
上が決めたことは絶対。ラクしてはいけない。病欠連絡は必ず電話。会議は偉い人だけ発言する。それがうちのルールだからと言われるのはもう、うんざりだ。仕事を邪魔する理不尽な慣習をリセットして、チームや職場に「やる気」を取り戻す全アクション。400社超を支援した組織開発ノウハウを凝縮!!
目次
序章 文化度が高い組織の「10の体質」
第1章 日常の会話でできること
第2章 仕事の会話でできること
第3章 会議の場でできること
第4章 社内との関わりでできること
第5章 社外との関わりでできること
第6章 仕事の仕方でできること
第7章 働くスタイルでできること
第8章 トラブル時にできること
第9章 組織とチームに提案したいこと
著者等紹介
沢渡あまね[サワタリアマネ]
作家/企業顧問/ワークスタイル&組織開発/『組織変革Lab』『あいしずHR』『越境学習の聖地・浜松』主宰/あまねキャリア株式会社CEO/株式会社NOKIOO顧問/一般社団法人プロティアン・キャリア協会アンバサダー/DX白書2023有識者委員。日産自動車、NTTデータなど(情報システム・広報・ネットワークソリューション事業部門などを経験)を経て現職。400以上の企業・自治体・官公庁で、働き方改革、組織変革、マネジメント変革の支援・講演および執筆・メディア出演を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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d2bookdd
ニョンブーチョッパー
Erina K
ハッピー
タロウ