内容説明
不遇の人生を送った青年・田中智行は、アラン・ファー・レイナルとして異世界に転生。神から授かった「他者強化能力」によって、邪神に蝕まれた精霊樹の延命に成功した。それから五年―アランの住むレイナル領周辺では、盗賊の襲撃事件が相次いでいた。討伐隊に参加し、激闘の末、盗賊頭を追いつめたアランだったが、一瞬の隙を突かれて谷底へ落とされてしまう。何とか一命をとりとめ、城に帰還した彼は、未熟な自分を鍛え直すべく猛特訓の日々を送る。そんなある日、エルフのアルティリエが五年ぶりにアランのもとを訪れた。邪神の卵が孵化し、生まれた邪神に憑かれた骨獣“邪神の尖兵”が、精霊樹の森を破壊し始めている―そう聞かされたアランは森へと急ぐが、そこで目にしたのは、森を蹂躙する骨獣の大群と、逃げ惑う人々だった。森と民を脅かす邪神の尖兵に仲間とともに立ち向かう時、アランの「王人の力」が覚醒する―!
著者等紹介
神田哲也[カンダテツヤ]
2010年10月より「小説家になろう」で『王人』の連載を開始。2015年、同作で出版デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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