内容説明
真の新選組ファンに贈る「芹澤鴨」の史実を追究する待望の専門書。
目次
第1章 新選組芹澤鴨の出生(新選組結成の理由;「玉造勢」下村継次と芹澤鴨 ほか)
第2章 新選組芹澤鴨と下村嗣次(「下村嗣次」が釈放された可能性;万延二(文久元)年の「佐原騒動」と「玉造勢」 ほか)
第3章 新選組芹澤鴨の最期(芹澤鴨と近藤勇の関係;大坂力士乱闘事件と大和屋焼き打ち事件 ほか)
第4章 新選組芹澤鴨と新見錦と水戸藩浪士(幕末の水戸藩と芹澤家;芹澤又衛門孝幹らの活動 ほか)
著者等紹介
箱根紀千也[ハコネキチヤ]
1955年茨城県行方市生まれ。昭和53年明治大学商学部卒業。平成27年茨城県公立小学校を定年退職。現在、茨城県行方市郷土史研究家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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たかぴ
2
同郷の人なので。名前はかなり知られていて近代の人物なのに出生元に確実な資料は無く、終わりも何日かズレがある。乱暴な人との逸話も多いが一族の子孫とされてる人達の存在があやふやで意識されてこなかった所に人物としての癖を感じる。2024/05/18
えみ
0
芹澤鴨と書かれていますが、芹澤さんだけじゃなく、新見錦の謎についても迫ってる本です。 新選組研究家ではなく、行方市の郷土史家が書いた本。 とても面白く興味深く読みました。 芹澤鴨も新見錦も、新たな史料が発見され、真実へと少しでも近づける事を願うのみです。2016/02/09