内容説明
「詩」は、迷い、悩み、悲しむ人びとへの心の処方箋。詩を読み、書くことで自己の内面を吐露し、洞察、変容させていくことで、自らを取り戻し、生きることの喜びを見出していく「詩歌療法」の入門書。
目次
第1章 詩歌に救われた人びとの事例(独房の囚人が読んだ詩―カール・アップチャーチの事例;抑うつ状態を救った詩―ジョン・スチュアート・ミルの事例;会話を回復させた連詩―物言わぬベンの事例;ホームレスの生活を支えた短歌―公田耕一の事例;病苦を耐えさせた短歌―鶴見和子の事例)
第2章 詩歌療法の技法(詩歌療法とは何か;詩を読むための技法;詩を書くための技法)
著者等紹介
小山田隆明[オヤマダタカアキ]
1937年北海道生まれ。東北大学文学部(哲学)卒業。同大学院博士課程(心理学)修了。岐阜大学名誉教授、岐阜女子大学文化創造学部教授、日本心理学会終身会員。専門は行動の意識的統御論・学習心理学・認知心理学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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