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ラストマネー―生命保険査定人

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  • サイズ 文庫判/ページ数 301p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784803002652
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

ある日、児童養護施設を経営する男の婚約者がビルから落ちて死亡した。男が受け取る死亡保険金は、事故だと7000万円、自殺だと0円。保険金詐欺の疑惑を調査するのは、生命保険会社の査定人である向島朔太郎。はたして、保険金は払われるのか?払われないのか?NHKドラマ「ラストマネー―愛の値段」の主人公・向島朔太郎の過去を描いたアナザーストーリー全4話を収録。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ライアン

13
このドラマ好きだったんだよな~。あの寝たきりと向島の秘密が書かれていたのがいいね。でもドラマでの良さがここではそこまで出てきてないような気がする2020/10/11

ほうき星

13
本来、保険は自分の為にかけるものです。入院、治療…そして突然の出来事…。その時は家族の為に残りますが、場合によっては生存中にも使えるのです。本書は、「目的」のために契約されたのか、真偽を明らかにするためにある査定部での話。保険を通じて、その人の人間性がわかります。人生をどう考えているかも…。2015/06/23

眠り猫@灯れ松明の火(文庫フリークさんに賛同)

12
ドラマやってたのは知ってたけど見なかったなぁ これを読んだ後には見たくなる! ってか今見たいです 生命保険の査定人、つまり保険の請求が来たときに果たしてそれが支払われるべきが否かを調査するのですよ そこにはそれぞれの事情とドラマがあるのですよね 「保険金がおりること≠残された人が幸せになること」ではない 実際にもこんな案件があるんだろうなぁと思える内容で、この仕事を長期にわたって続けるには相当の精神力が必要だなぁ、なんて思いました2012/02/04

Kenichi Yanagisawa

10
ラストラブレターと呼ばれる生命保険。残された家族に最後の愛情表現をする手段。その生命保険が逆に作用することもある。そんな側面を査定人の立場から究明する話。 ちょっと表面的な話になっているのでおもしろみが足りなかったかな。2012/10/31

マサキ@灯れ松明の火

10
生命保険会社の査定人の姿を描いた作品です。。「ラストマネー」…加入者の最期に支払われる「命の値段」…それは、「愛」であり又「魔物」でもある……時として、「魔物」が牙をむき、残された者を狂わせる。査定人の向島は…日々、保険という「魔物」と戦っている。「魔物」を「愛」に変える為に……しかし、この戦いは…残された者にこそ、課せられるべきだと思う。今一度、「金」とは何か考えるべき時だと思う……2011/11/03

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