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内容説明
がんの診断を受けたときから、あるいはがんの治療をスタートしたときから、自ら決定し、自らの意思でがんの“今”を生きようとするがんサバイバーたちを、どうケアし、支えるか―。四半世紀に及ぶ臨床知見を凝縮した記念碑的労作!
目次
「がん患者」から「がんサバイバー」へ(がんからの“生存者”だけではない;「がんサバイバーシップ」の起源)
本人を支える家族もがんサバイバー(意思決定で悩むFさん;意思決定に欠かせなかった情報;自身のがん体験からの教訓)
がんサバイバーの「セルフアドボカシー」(自分のために自らの足で立つ;調査研究への参加を拒まれた体験から;セルフアドボカシーの実践力;セルフアドボカシーの成長)
がんサバイバーシップ実現に向けた支援(日常的ケアが前に進む原動力に;自己コントロール感を取り戻す支援;治療と仕事の両立に向けて;「知りたい」を支援する;「がんサロン」の取組み;日々の看護実践に「がんサバイバーシップ」概念を導入する)
著者等紹介
近藤まゆみ[コンドウマユミ]
がん看護専門看護師。北里大学病院看護部。トータルサポートセンター/がん相談支援センター緩和ケア室。1986年熊本大学教育学部特別教科(看護)教員養成課程(現・熊本大学医学部保健学科)修了。同年より北里大学病院入職。1992年北里大学大学院看護学研究科修了。1996年に日本看護協会がん看護専門看護師の認定を受け、2011年に3回目の更新、現在に至る。日本がん看護学会、日本看護科学学会、日本癌治療学会、日本緩和医療学会、日本サイコオンコロジー学会、日本放射線腫瘍学会、日本看護管理学会、日本専門看護師協議会、がん相談研究会等に所属(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。