内容説明
燃料の問題を解決するために、その術を知るという大賢者のもとへと旅を続ける久世啓幸率いる異世界混成部隊の一行。険しい道のりを越えて、ようやく大賢者と会うことができたのだが、そこで久世達は自衛隊に待ち受ける残酷な運命を知らされる。一方その頃、フィルボルグ継承帝国は自衛隊を討ち払うべく、新たな戦力を投入した。それは、智謀に長けた第三階位将軍イライサと竜騎士団の精鋭達。イライサは“無力な人々を守る”自衛隊の性格を利用して彼らをおびき寄せようと、辺境の島に住む罪もない人々を襲った。その異変を察知した自衛隊は、イライサの思惑通り、現場にヘリを向かわせる。そこには、高空・高速の戦闘を得意とする疾空竜騎士団が待っているとも知らずに―ネットで大人気の異世界自衛隊ファンタジー小説、待望の第6弾!
著者等紹介
浜松春日[ハママツカスガ]
九州出身。高校卒業後、航空自衛隊に入隊。退職後、高校時代にネット上にて連載していた作品をリメイクした「ルーントルーパーズ―自衛隊漂流戦記」にて出版デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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外道皇帝
7
石油精製の要である大賢者を探し当ててようやく帰るも新たな戦いが始まる。帝国側が自衛隊の弱点を探りあてて精鋭竜騎士をもって戦いに挑んでくる。なんというか分かりやすい悪役ですなあ。暗魔兵団のザラームがもうちょっと頑張って欲しかった。まさかあれで雑魚役だったとは。あと、ちょうどいいところで終わってるので早めに次巻出してください。2016/01/25
ランタン
5
自衛隊もっと無双してくれていい。2016/06/11
fap
2
聞こえるか聞こえるだろうこれが戦の始まりだ。 自衛隊に恐れを抱かない精鋭たちが投入される。 制限なしでぶつかる魔法と科学。 本気を出せる相手がいることは幸せなことなのか。 そもそもの発端に関わる事情が開示され、 実は世界と世界の争いであったことが発覚。 これはどちらか一方が沈むことを表すのか。2015/12/27
ディノ
2
面白かった。前半は結構ほのぼのしてたが、後半は自衛隊には厳しい展開でした。敵側にも色々スポットライトが当てられ、単純に「正義VS悪」という形ではなくなってきたかな。段々、無双し辛い環境になっているので無双好きにはマイナスポイントになりそう。緊迫感あって良いと思うんですけどね。元の世界も今後、色々出てきそうなので今後の展開に期待。どうか完結してください。2015/10/04