内容説明
時は遡り、炎龍討伐から程なくした頃―。第三偵察隊の任を解かれ、特地資源調査担当となった伊丹耀司は、テュカ、レレイ、ロゥリィ、ヤオを伴い、異世界の探索に乗り出した。その道中、立ち寄った寂れた町で、レレイが流行病に侵されてしまう。高熱に喘ぐレレイを救うため、伊丹はヤオとロゥリィを引き連れ、病に効くという果実を探しに怪異ひしめく迷宮に挑む―「特地迷宮攻略編」。その日、少女歌劇団による演目を観た幼き皇女ピニャ・コ・ラーダは、あるひとつの強い想いにとらわれた。「そうか…たとえ女であっても、国を守るために剣を取って戦ってもよいのだ!」衝動に突き動かされるまま、騎士団を立ち上げたピニャ。ところが団員のお嬢様方は早くも不満たらたらで…。のちに皇女直属の精鋭「薔薇騎士団」へとつながるピニャの熱き野望を、指導官グレイの視点で綴った青春群像劇―『帝国の薔薇騎士団 グレイ・コ・アルド編』本編で語られなかった知られざるストーリーが書籍化!大ヒット自衛隊×異世界ファンタジー。
著者等紹介
柳内たくみ[ヤナイタクミ]
自衛官を経験した後、2006年に自営業を開業。本業に従事する傍ら、インターネット上で精力的に執筆活動を展開し、2010年4月、「ゲート 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり1.接触編」で出版デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ぺぱごじら
16
中篇二つと短篇一つ。特地着任に至る栗林二曹の悲喜劇(笑)。まさか自分の言った言葉を体現して打ちのめされるとは思わなかったろうなぁ。若い希望に燃えるピニャ皇太女をある意味『萌え』させてしまった百人隊長の悲喜劇(笑)。しかも『ナガイトモダチ』がはらはらと…。そしてレレイが魔導師試験に向かうエピソードの前にあった『迷宮攻略』。隊としての行動原理と個人の行動原理の違いに戸惑うダークエルフの気持ちは、外国人から見る日本人の特殊性と同じなのかも。2015-1362015/08/28
はま
9
ヤオ、栗林、グレイの3編。ヤオは相変わらず残念で、栗林のは短過ぎて、グレイなんてオジサンでやれるんかと思ったら断然面白かった。いやー良いわー男臭い古参の軍人。しかも2人。そりゃ芸術に目覚めもしますわ(笑)2017/07/29
外道皇帝
8
外伝で1巻分の扱いがなかったヤオ編と栗林さんの短編、そしてピニャ殿下の過去編の3編。ヤオ編は短いながらもほぼ外伝、その他の2辺は外伝というよりもスピンオフ的な感じ。ヤオはやっぱり面倒くさい。ピニャの女騎士団の成り立ちを描いたグレイ編が一番良かった。2015/09/04
イーダ
8
ここからが本当の意味での外伝という気がします。第一章はヤオが主人公。冒険活劇としては、これが一番面白かったです。第三章はピニャ殿下の騎士団創設をグレイ目線から描かれたもの。懐かしい名前もいくつか出てきます。しかしそうか、殿下、この頃から既に腐ってたのか。2015/08/11
詩歌
7
外伝のヤオ回、栗林(姉)編、グレイ編。男性が、仕事に真摯に打ち込む姿に魅力を感じる女性三態。ヤオは生まれつき不運で(笑)、その精神的対人能力の健全性が低い。彼女の負の思考スパイラル、相手に理解を求める時の"痛い"行動がとても分かりやすく描写されていると思う。引け目があっても縁を結びたいと言えた、ヤオの心理は成長なのだろう。帝国薔薇騎士団の青春群像の爽やかさは、指導官グレイとワルドの友情のおかげで一変。不安定だったピニャとボーゼスの関係が、確定する決定的瞬間が見どころ。2015/09/14
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