内容説明
あなたの“根底の恐怖”を見つける→あなたの言葉を唱える→本来の自分に戻る→人との一体感を感じながら「あなたの人生」を楽しく生きる!
目次
第1章 トラウマは心の時間を止める
第2章 根底にある“恐怖”を探る
第3章 言葉だけで脳は“恐怖”に浸る
第4章 “今、この時”の喜びよ!
第5章 凪の中で味わう本当の自由
第6章 ストレス刺激に対する様々な反応
第7章 2種類の解離のタイプ
著者等紹介
大嶋信頼[オオシマノブヨリ]
米国・私立アズベリー大学心理学部心理学科卒業。アルコール依存症専門病院、周愛利田クリニックに勤務する傍ら東京都精神医学総合研究所の研究生として、また嗜癖問題臨床研究所付属原宿相談室非常勤職員として、依存症に関する対応を学ぶ。嗜癖問題臨床研究所原宿相談室室長を経て、株式会社アイエフエフ代表取締役として勤務。現在、株式会社インサイト・カウンセリング代表取締役(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
さと
61
私はなぜいつも同じところで挫折するのだろう、なぜこうも… と何年も抱えていた悩みの正体が見えた気がした。私たちが日頃感じる怒りは、ダミーであり、本当はその奥に癒されていない感情(忘れてしまっている出来事…トラウマ…によって生まれた感情)を、隠しているのだと。怒りを感じた時に、自分で丁寧に掘り下げてみるといい と。私の奥にずっと燻っていたのは『ひとりぼっちになる寂しさ、悲しさ、それに対する恐れ』でした。するとどうだろう、事あるごとに浮かび上がり苦しんだあの感情が湧いてこない。2022/06/01
左端の美人
25
トラウマと脳のメカニズムがよくわかりました。恐怖を回避しようとする思考や行動(無意識に反応してしまう)が自分を追い詰めているので、敢えてみずから恐怖に浸るアファメーションを唱えることで脳の過覚醒を鎮められるという内容です。回避行動の例でアルコール中毒になったり借金まみれになったりと恐ろしいトラウマ。わたしは記憶のない時期があったり、嫌な場面で解離したり自分の普通と思っていたことがトラウマの症状だったみたいです。自分が解離していることに気付いた時実践してみます。2015/10/15
出世八五郎
21
一般の人はストレスを受けるとストレスホルモンが分泌されて集中力が増すが、大なり小なりトラウマがある人はその時にストレスホルモンは分泌されず逆に意欲を失う。 それは普段からトラウマによる回避により緊張感が増しているから。 つまり、一般の人が安静な状態のときにリラックスしているのに対して トラウママンは逆に常に緊張状態にあり思考が暴走している。 2017/10/30
左端の美人
18
一年ぶりに再読しました。自分の「○○の恐怖」がなんなのか、いろいろ試してみるけれど、効いてるのかわからない。なので根底の恐怖とか死の恐怖とか唱えてます。一冊まるまる400ページ弱、違和感を感じたとき○○の恐怖×7唱えたらオッケーと言う内容、しかし大嶋節の文章で無意識にすーっと入っていっている気がします。2016/09/27
空猫
17
うーん。読んでもあまり頭に入らず斜め読み。参考になる部分は勿論あるのだけれどもう少しまとめてくれないかな。
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