目次
俳句(古池や・全六句(松尾芭蕉)
目には青葉(山口素堂) ほか)
短歌(やまかげの・全四首(良寛)
牛飼が・全二首(伊藤左千夫) ほか)
童謡(故郷(高野辰之)
シャボン玉(野口雨情) ほか)
詩(泉(新美南吉)
一個の人間(武者小路実篤) ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
葵衣
9
お気に入りの詩歌◇雪とけてくりくりしたる月夜かな/小林一茶◇思はずもヒヨコ生まれぬ冬薔薇(ふゆそうび)/河東碧梧桐◇せきをしてもひとり/尾崎放哉◇藻をくゞつて月下の魚となりにけり/長谷川かな女◇夕焼けて西の十万億土透く/山口誓子 ◆ 世の中にまじらぬとにはあらねども ひとり遊びぞ我はまされる/良寛◇島木赤彦*隣室に書(ふみ)よむ子らの声きけば 心に沁みて生きたかりけり*夕焼空焦げきはまれる下にして 氷らんとする湖(うみ)の静けさ*みづうみの氷は解けてなほ寒し 三日月の影波にうつろふ (コメントへ続きます)2018/09/01
mayuri(Toli)
1
教養とも、心の栄養とも言える様な、心に響く日本の歌人による珠玉の詩歌集。知ってる物も知らないものもあったが、どの詩もそれぞれがそれぞれに、心に響き、或いは癒され、或いは刺さる。詩とは言葉のお守りの様な物であり、或いは心の剣であり盾である。心の中で、或いは声に出して、何度も読みたい、そんな言葉の薬箱の様な本だと感じた。良い本でした。2023/12/11
4
0
もう1冊の丸い模様の表紙の方には、にほんごであそぼでお馴染みのものがいっぱい載っていた。2016/01/20
todokann
0
つらい 2020/05/30
ふうか
0
詩歌がたくさんつまった作品。どこか懐かしくなる素敵な言葉がつまってる。四季を感じるものも多く、自然溢れる場所で読みたくなる!2018/07/04