目次
第1部 障害児教育の課題と展望(障害児教育の現代的課題―障害者権利条約時代の教育観を探る;人間観・教育観を鍛える―特別支援学校の現状と課題;「“おかえり!”から始まる教育」の現代的役割―寄宿舎教育の新たな使命と可能性;輝く青春の高等部を創る―山梨における高等部教育改革の取り組みから;障がい青年の専攻科設置・「学びの作業所」づくりの意義と課題;東京の障害児学級の現状と課題;特別支援学校設置基準の制定を―聖域なきリストラに抗して)
第2部 障害児の教育権保障と養護学校義務制(教育権の獲得をめざした盲(ろう)教育の分離・義務化運動
戦後京都府における障害児教育の進展と学校づくり―京都府広報映画『人』(1968年)を中心に
就学猶予・免除をなくす教育運動と発達保障論
大阪における障害児の全入運動
近代障害児教育から東京で障害児の全入が実現するまで
私と東京の全員就学運動―希望者全入前後のエピソードを中心に)
著者等紹介
二通諭[ニツウサトシ]
1951年札幌郡手稲町(現札幌市手稲区)にて生まれる。1974年北海道教育大学札幌分校卒業。その後、千葉市立北栄小学校、石狩町立若葉小学校、当別町立当別小学校、江別市立大麻泉小学校、千歳市立北進中学校、石狩市立花川南中学校にて35年間の教員生活を送り、2009年から札幌学院大学人文学部人間科学科にて主に特別支援教育関連科目を担当しつつ教員養成にあたる。全国障害者問題研究会北海道支部運営委員長。NPO法人北海道学習障害児・者親の会クローバー顧問
藤本文朗[フジモトブンロウ]
1935年京都府に生まれる。京都大学大学院博士課程(教育学)修了。滋賀大学名誉教授。「ベトちゃん、ドクちゃんの発達を願う会」代表。全国障害者問題研究会顧問。日本特殊教育学会名誉会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 和書
- 抒情詩試論?