内容説明
般若心経の262文字の中にあるのは毎日が穏やかになる、優しい教えでした。小さニャ幸せに気づけるメッセージがいっぱい。心が軽くなる60のヒント。
目次
1 今の自分を見つめる(見方を変えてみる―観自在;気持ちに寄り添う―菩薩 ほか)
2 変化を受け入れる(ダメなところは誰にでもある―舎利子;毎日が変化の連続―色不異空 ほか)
3 こだわりから自由になる(見えるものは一瞬で変わる―是故空中無色;変化するものにしばられないで―無受想行識 ほか)
4 正しい道を歩んで行く(手を差し伸べて―菩提薩〓(た)
まずはやってみる―依般若波羅蜜多故 ほか)
著者等紹介
加藤朝胤[カトウチョウイン]
1949年、愛知県尾西市(現一宮市)生まれ。法相宗宗務長。法相宗大本山薬師寺執事長。龍谷大学文学部特別講師、NHK文化センター講師、朝日カルチャーセンター講師、中日文化センター講師などを務める他、TV・ラジオでも活躍。各地で講演会も開催(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Natsuki
76
猫と読み解く般若心経、改め「般ニャ心経」(ФωФ) 巻末の全文訳はさすがにハードル高めですが、全体を細かく区切った本文の方は、とっても解りやすく噛み砕いてくれているので、ふむふむなるほど~と軽く読めてストンと落ちてきます。身に覚えがありすぎてグサグサ刺さりますが、読み進めるうちに心の凝りがほぐされていくような感覚に(*´ω`*) 自分で自分を縛り過ぎてアップアップしてたのかも(^o^; ほんの少し幽体離脱気味に離れた所から自分も相手も見られるようになりたいなぁ☆彡2015/09/06
積読亭くま吉(●´(エ)`●)
73
★★★★☆図書館で何気なく手にとって…期待して無かったンだけど、コレは良い!!(。-`ω-)チリリッ!!!(笑)自慢じゃ無いが、般若心経の解説本なら数多読んできた。数多読んでもその程度か?って話だが、その程度だから、自慢にならないわけで(´-ω-)ウム。その数多読んだ中でも、取り分け分かり易い。添えられた猫の写真の瑞々しい躍動感と生命力が「言葉」にリアリティと説得力を与える。リアリティがあるから腑に落ちやすい(笑)読んだこと無いでしょ?日常感のある般若心経読み解き本なんて。騙されたと思ってご一読。オススメ2015/06/11
miww
60
般若心経の教えをわかりやすい文章とニャンコの写真、見開きで構成されている。何年も置いていたこの本をなぜ手に取ったのか‥。殆どのページが今読むからこそストンと落ちてくる内容でした。頭でわかっていても普段忘れがちなことが優しい言葉で書かれていました。また再読するかな。2022/04/01
とろこ
54
ミッション系の学校に通っていたのに、般若心経を全部暗唱できる私。それは、小学生の頃、ラジオ体操がお寺の境内で行われていたから。「門前の小僧習わぬ経を読む」「三つ子の魂百まで」本当だ。でも、般若心経の意味は勿論、262文字から成っていることさえ知らなかった。この本では、般若心経の持つ深い意味を優しく嚙み砕いて、日常生活の色々な場面に応用できるように書かれている。そして、左ページには、可愛らしいと同時に、右ページに書かれていることにぴったりマッチする猫さんの写真が。ポストカードのおまけ付きで、お得感もあり。2017/03/15
はな
51
仕事で疲れたとき、自分に自身がなくて挫けそうなとき、これを読むと元気がもらえます。 「変化するものに縛られない」「幸せは誰かのおかげ」1日1日を謙虚に、感謝の念を持って過ごすこと。ときには困難に立ち向かい、自分自身を磨くこと。でも、ときには誰かの助けを借りて立ち上がり、進んでいくこと。 それらの言葉が可愛い猫の写真と一緒に心に飛び込んできます。2020/04/25