内容説明
世の中に絶望し、崖の下へと身を投げた佐藤恭一郎。目を覚ますと、彼は知らない世界へと飛ばされていた。行き倒れた恭一郎を助けてくれたのは、つぶれかけの食堂「ねこのしっぽ亭」を営むネコミミ少女メオ。恭一郎は、彼女への恩返しのために「ねこのしっぽ亭」の再興を決意し、現代日本の知識を使った新メニューで勝負に出る。果たして、恭一郎の料理は異世界で通用するのか―?料理が苦手な店長のメオに、宿泊客の爆乳魔法使いアイジャ。さらに常連客の妹、ドラゴン少女のリュカが同居人に加わり、恭一郎のどたばた異世界生活がスタートする!大衆食堂ねこのしっぽ亭、今日も元気に営業中!!
著者等紹介
天那光汰[アマナコウタ]
蜜柑の国で生まれる。2014年からウェブ上にて「異世界コンシェルジュ~ねこのしっぽ亭営業日誌~」の連載を開始。瞬く間に人気を得て同年、同作にて出版デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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絳楸蘭
18
Webでお気に入りの話の書籍化。大学生の青年が異世界トリップをした先の地で色々なものに変革をもたらす話。今回は1巻なので、お世話になった食堂を助ける様子が主になっている。猫耳&しっぽ付きの可愛い店長に爆乳のエルフ(苦笑)と人の顔をしたリザードマンの少女と共に一つ屋根の下で暮らしている様子が楽しそうだ。私のイメージよりも綺麗で優しげなイラストに違和感を覚えつつも次巻を楽しみに待ちたい。2014/11/29
宇宙猫
15
★ 途中までは普通かなって思ったけどハーレム話だった。続きは読まない。2016/08/14
瀧ながれ
12
単純に好みの問題なのですが、この恋愛描写はどうかなあ。アイジャさんはロングスカートのほうが似合ってると思うなあ(笑)。読みやすくておもしろかったですけど、…他にもあるよね、こういうハナシ…。恋愛を絡ませるならもっと思い切ってやるか、メシで読者を招くならそっちの描写を工夫するか。2015/01/05
salvador
11
人生に絶望し死にかけた青年が異世界で猫耳少女の食堂の再建を企てて生きる活力を取り戻す、と言っても間違ってないけれどこの本の魅力は伝わらない。異世界での獣人やエルフといった人間でない方々とのドタバタを楽しむ。男性の夢とロマンがつまったシチュエーションが多々ありますが、これもまた楽しめる。うまく行き過ぎなストーリーをそのまんま楽しむのが正解だと思う。なんかみんな可愛らしい!コンシェルジュ、では無いんじゃないかな?!2015/09/17
sion
9
就職活動に失敗談し絶望で自殺者した・・・(´・ω・`)って始めが暗いよ。そして、運良く異世界へ。恋愛の心の書き方も丁寧です。最後アイシャさんのお腹に半分以上は沈むってどゆーこと?現実にはホラーだよ?2015/07/30