内容説明
三十二歳のクリスマスイヴ。九条友伽里は十五年付き合ってきた恋人・久保要に別れを告げた。これまでろくに「好き」とも言わず、仕事や身内を優先させてきたオレ様警視。彼への想いを断ち切り、新しい人生を生きよう―そんな風に思った矢先、とある事件をきっかけに、彼の素っ気なさや自己中心的な行動の理由が明らかに!全てを知った時、友伽里は彼の愛の深さを心でも身体でも思い知らされて―十五年のすれ違いの分だけ、愛情表現も濃密!?少し切なく、そして最高に幸せなクリスマス・ラブストーリー!
著者等紹介
響かほり[ヒビキカホリ]
2011年よりwebにて小説を発表。2014年、「25日のシンデレラ」にて出版デビューに至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ひこかつ
18
俺様?な彼氏と15年付き合い、別れを告げた日から起こる出来事。 こういう不器用な彼氏って結構好きなんだけど、いちいち心に響くのは社長の言葉なんですよね。 ああ~もったいない(^^;) 2017/05/26
つっきー
6
★★★+ 無口な恋人はいつも自分の都合ばかり。別れてくれと言われた1年後に復縁してみたり、振り回されてばかり。けど、それでも好きでいた。それももう限界で別れを繰り出してしまう。色々すれ違ってたことが明かされていくんだけど、なんか流れがスムーズじゃない気がするな。一度他の人になびかなきゃいけなかったのか、とか、そこまで何も言わなかったのかが疑問。いくらなんでも肝心なことは言うし、簡単に飲み込んでヤキモキするのも勿体ない。聞き出すくらいの押しは必要だったんじゃないかな。プレゼント溜めすぎは笑えた。2018/01/29
やまと
5
社長の方がいい男だよね。15年は長過ぎるよねヒーローはへたれ過ぎ2016/08/11
Haruharu
5
★★★★☆再読。高校からの付き合いで15年になるけど、途中別れたりまた戻ったり。ヒーローに振り回されるヒロイン。言葉が少ないのは嫌だよね。ヒロインのかっこいい社長の方が好みだし、そっちとくっ付いた方が幸せになれる気がする。ふたりのいい男に大事にされるヒロインが羨ましいから★4つ。読みやすい。2015/08/06
あんにょん
5
図書館の本。 素直になれない二人がもどかしかった。2015/07/05