内容説明
13歳の少女が見た、あの夏の日。あの戦争で起きたこと、ヒロシマで起きたことを忘れてはいけない。そんな思いから、同級生をすべて亡くした伯母がおよそ70年の沈黙を破って今、語り始める。伯母の語る記憶の町「ヒロシマ」の物語。
目次
第1章 幸せいっぱいの思い出(幸せいっぱいの日々;満開の桜 ほか)
第2章 あの忌わしい戦争と八月六日(戦争が始まった;町がどんどん変わっていく ほか)
第3章 父の思い遣りと看病(お父ちゃんを見つけたい;風呂敷のぬくもり ほか)
第4章 終戦後のことども―そして今(戦争が終わった;山津波がきた ほか)
著者等紹介
青木幸子[アオキサチコ]
昭和女子大学総合教育センター准教授。専門分野:教育方法学、表現教育。1956年山口県生まれ。1979年九州大学教育学部教育心理学系を卒業。その後、山口県立萩高等学校、山口中央高等学校、山口農業高等学校、宇部高等学校で国語科教諭として勤務。2003年お茶の水女子大学大学院人間文化究科を修了の後、高校教諭と並行しつつ、九州大学大学院芸術工学府に進む。2009年芸術工学博士としての学位を取得。同年跡見学園中学高等学校の国語教諭と、跡見学園女子大学の講師を兼任。2013年4月から現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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