内容説明
世界最古の巡礼地“シタデル”の頂から、一人の修道士が暗号を遺して身を投げた。あたかも異端聖書の預言をなぞらえたような修道士の死は、城塞が隠し続けてきた“神体”に関わるメッセージだった。事件の鍵を握るアメリカ人女性記者のリヴ。彼女を捕らえようと追跡する城塞側。そして城塞と対立する謎の組織。やがてそれぞれが城塞の最奥部に足を踏み入れたとき、ついに「神体」の姿が―世界50カ国で翻訳決定の大型宗教ミステリー文庫化後編!
著者等紹介
トイン,サイモン[トイン,サイモン] [Toyne,Simon]
テレビ業界で20年間ディレクター、プロデューサーとして活躍、数々の賞を受賞する。一念発起して仕事を辞め、1年半かけて処女作『サンクトゥス』を書きあげた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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