アドラー・セレクション
子どもの教育―アドラー・セレクション (新装版)

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  • サイズ B6判/ページ数 254p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784434197055
  • NDC分類 371.45
  • Cコード C0011

内容説明

勇気をくじかれ失われた子どもの自信をどうすれば取り戻すことができるのか?就学以前に身につけられた誤ったライフスタイルの改善を目指すアドラー育児・教育論の基本書!本来、子どもは何でもなしとげることができるが、もはや追いつくことができないという劣等感を持つ子どもは、課題に取り組まず、問題行動をする。本書では、教師と親が、このような子どもを勇気づける方法を事例を通して考察する。

目次

序論
パーソナリティの統一性
優越性の追求とその教育的意味
優越性の追求の方向づけ
劣等コンプレックス
子どもの成長 劣等コンプレックスの防止
共同体感覚とそれの発達の障害 家族における子どもの位置
状況と治療の心理学
準備としての新しい状況
学校の子ども
外からの影響
思春期と性教育
教育の誤り
親教育

著者等紹介

アドラー,アルフレッド[アドラー,アルフレッド] [Adler,Alfred]
1870年‐1937年。オーストリアの精神科医。1902年からフロイトのウィーン精神分析協会の中核的メンバーとして活躍したが、1911年に学説上の対立から脱退した。フロイトと訣別後、自らの理論を個人心理学(Individualpsychologie,individual psychology)と呼び、全体論、目的論などを特色とする独自の理論を構築した。ナチズムの台頭に伴い、活動の拠点をアメリカに移し、精力的な講演、執筆活動を行ったが、講演旅行の途次、アバディーンで客死した

岸見一郎[キシミイチロウ]
1956年、京都生まれ。京都大学大学院文学研究科博士課程満期退学。現在、明治東洋医学院専門学校教員養成科、鍼灸学科、柔整学科(教育心理学、臨床心理学)、京都聖カタリナ高校看護専攻科(心理学)非常勤講師。日本アドラー心理学会認定カウンセラー、日本アドラー心理学会顧問(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

tomo

2
事例はわかったが、どうしたら良いかは今一つかな 目的論と共同体感覚 自分が左利きで少なからずコンプレックスになっているのを実感 子供よりも自分に痛い部分も結構あった2015/01/19

アパッチ

1
読み切ってないけどメモ。アドラーは共同体感覚を目指すことをベースに話が進む。教育は勇気と自信を与えることで、目の前の課題に立ち向かい克服できると教えることなんではなかろうか。今の僕には、子どもを目の前の課題に立ち向かわせること、鼓舞することが必要。2021/07/28

6haramitsu

0
解説本を色々読んだが、原典も読んでみた。内容は英語の訳と古い本ということもあり読みづらい。基本的には ・共同体感覚を育てるように教育することが大切ということ  ☓失敗した子供に悪しき結末を予言する → 楽観主義を子供に吹き込むウェルギリウス「できると思うがゆえにできる」・目的論→ 原因論に立たないアドラーは、過去の出来事に今の問題の原因を求めれば、過去に戻らない限り現状を変えることはできないことになる。 ・原因論は目的論に包括される・ 他者を仲間であると思えるからこそ、他者に関心を持ち貢献することができる2021/01/10

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