内容説明
突然、不思議な本に導かれて異世界にやって来た蓮。ひょんなことからこの世界で本屋を始めることになった。それから二ヶ月―順調に営業していると思っていたけれど、まだまだ世間には浸透していないらしく…?次の課題はお客さん集め!?もっと本屋を知ってもらうため、商店街のお祭りで出し物をすることに!異世界トリップした書店員のお仕事ファンタジー!
著者等紹介
安芸とわこ[アキトワコ]
元・書店員。安芸のPNで、Webにて小説を公開。「神は祟る」にてアルファポリス第3回ファンタジー小説大賞受賞。「愛してると言いなさい」が出版デビューに至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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絳楸蘭
21
本屋を開店させたから次はルーエン・ディーと!って思っていたのに…。そうだった。一筋縄ではいかない人だった。どう見ても回りは気づいているのにね。手強そうだけど、ルーエン・ディーはそれもわかっていての行動だからいいのかな。2014/09/02
Koto
12
シリーズ第2弾。異世界で本屋を始めた主人公、読書文化のない世界で今度は客集めに奔走。客集めの一貫でお祭りに出店することにした蓮は大忙し。その純朴さといい鈍さといい蓮のその愛されキャラぶりは誰もが過保護になるのも分かるかも。色んな意味で同性ですらほっとけない気にさせる。ルーエン•ディーの出番が思ったより少なかったのが残念。と言うよりただいいとこ取りだったような気もする。蛙やカバが重要視されるという謎な世界、アニメを観てるかのように頭を使わず読めるからたまにはここまでライトなものもいいな。2014/12/12
mame_maki
7
★★★・・・商店街のお祭りに参加‼異世界へ飛ばされた意味も本屋さんである訳も未だ私には掴めず。皆幸せそうだからイイか!2017/09/07
ミミネコ
7
お祭りに参加したことによって、初の本屋が開店したことも知ってもらえたし、ルーエン・ディーが天カバに乗る貴重な姿も見れたし、まさか最後までこのままか!と危惧していたリヒトの誤解も解けたしめでたい! 2017/02/11
ゆうら
4
リヒトの誤解がやっと解けた。身近にいるのにそんなにわからないものかな。本屋さんもにぎやかになったが肝心のルーエン・ディーとの関係は?2017/12/08