内容説明
リエゾンナースこころの格闘技。身体に病を得て、不安や抑うつ、時に絶望の淵に沈む患者と日々、直にかかわるなかで、心ならずも自ら迷い揺れながら、「こころのケア」の技と叡知を一つひとつていねいに練り上げた著者渾身の一書！
目次
“かかわり”の現場から（身体とこころをつなぐうえで大切にしてきたこと；患者との“こんな経験”はないだろうか；身体とこころのつながり；こころの格闘技）
“かかわり”を深める（人（患者）の見方、とらえ方
自分を知る手がかり
患者理解を深める
患者の「精神的課題」）
リエゾン、“つなぐ”かかわりへ（「リエゾン精神看護」への歩み；「セルフケア理論」を用いる；看護師のこころを守る；「笑い」を取り戻す）
著者等紹介
平井元子［ヒライモトコ］
精神看護専門看護師。独立行政法人地域医療機能推進機構東京山手メディカルセンター（旧社会保険中央総合病院）看護部。三重大学医学部附属看護学校を卒業後、同大学附属病院外科病棟で５年間、聖隷三方原病院ホスピス病棟で３年間勤務。その後、椙山女学園大学人間関係学部人間関係学科（心理学専攻）を経て、２０００年３月兵庫県立看護大学大学院修士課程修了（精神看護学）。同年４月より三重大学医学部附属病院にてリエゾンナースとしての活動を開始。この間、２００３年１１月に日本看護協会精神看護専門看護師の認定を受ける（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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