内容説明
赤ん坊も「美しさ」に感応している。植物だって「美」を認識。紀元前2600年の都市のパネルに楽師と歌手が描かれています。何を歌っていたのだろう…。音楽は人類最初の芸術的快感?「美しい」と感じる心とは、何だろう―。「美しさ、快さ」を探検、知的迷路の旅へ。
目次
第1章 本能が、美しさを求めているらしい(感受性期をご存じですか;なぜ3歳で言葉を話せるのか;さまよえる「美しさ」;遺伝子が「美しさ」を求めてきた)
第2章 美しい日本の原風景を、彼らは見たのです(質素と正直の黄金の国;古い日本は去ってしまった;共有されてきた美意識)
第3章 脳と心と手づくり(音楽は100%手づくり;心を外に出している)
第4章 都市化社会は住みにくい(都市は「脳化社会」;近未来都市への不安;マンション化はだいじょうぶ?;リタイア後は黄金の日々だ)
著者等紹介
中嶋尚志[ナカジマショウジ]
1944年東京生まれ。私立大学卒業後、約15年の出版社および編集制作会社勤務ののち、フリーの編集・ライターに。歴史・文化・地誌の一般書の企画や旅行図書の執筆・編集に多く携わる。旅雑誌の取材・執筆も多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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