内容説明
人間とは何か。我々の祖先たちは何をして、何を考えてきたのか。これから我々は何をすればいいのか―物理学をいくら究めても、誰も確定された未来を予測することはできない。そう断じる著者が該博な知識を駆使し、科学者としての目線で宗教、哲学、歴史、教育を論じる。科学者の目が、世界の“不思議”を解きほぐすエッセイの続編。
目次
第1章 人生と宗教(生きる意味はどこに?;アイドルと宗教 ほか)
第2章 科学(この世は無常か?;世界に誇る日本のカメラ ほか)
第3章 世界と日本(国民の幸福とは?;墓とは何か? ほか)
第4章 社会と歴史(我が運命は誰の手に?;危険の代償 ほか)
第5章 教育(没落する科学立国;魂と教育の深い関係 ほか)
著者等紹介
細川敏幸[ホソカワトシユキ]
1956年高松市生まれ。高松高校、北海道大学理学部物理学科卒業。同大学環境科学研究科修士課程を修了後、同大学医学部助手。ダルハウジー大学医学部研究員、英国立医学研究所(NIMR)研究員を経て、1995年北海道大学助教授。2006年から同大学理学院自然史科学専攻科学コミュニケーション講座ならびに高等教育機能開発総合センター(2010年から高等教育推進機構)教授。専門は科学教育、高等教育、衛生学、神経科学など。医学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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