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国家のツジツマ―新たな日本への筋立て (デラックス版)

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  • サイズ B6判/ページ数 271p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784434190599
  • NDC分類 304
  • Cコード C0231

内容説明

中国・韓国・アメリカが、みな反日と言う前に―今の日本に筋を通し、堂々めぐりに終止符を!近代400年の歴史を踏まえ、俊英二人が提起する「祖国再生の物語」。

目次

第1部 世界は物語である―日本の現状診断(ゴジラとコールリッジ;経済は思想を必要とする ほか)
第2部 改革神話はどこから来たか―近代世界の軌跡(理性と進歩への信頼;合理主義を生み出したもの ほか)
第3部 日本の理念的混乱―明治維新から敗戦まで(「インコヒーレント・テクスト」とは何か;文化と文明の違い ほか)
第4部 保守はゴジラを夢見るか―未来のためのツジツマ(戦前と戦後は別物か;日本の華麗なる負け惜しみ ほか)

著者等紹介

佐藤健志[サトウケンジ]
1966年東京生まれ。1989年、戯曲『ブロークン・ジャパニーズ』で文化庁舞台芸術創作奨励特別賞を受賞する。小説『チングー・韓国の友人』を発表後、作劇術の観点から時代や社会を分析する独自の評論活動を展開

中野剛志[ナカノタケシ]
1971年、神奈川県生まれ。評論家。東京大学教養学部卒業後、通商産業省(現産業経済省)に入省。エディンバラ大学より博士号取得(社会科学)。専門は経済ナショナリズム。2011年~12年春まで京都大学大学院工学研究科准教授。イギリス民族学会Nations and Nationalism Prize受賞。著書に『日本思想史新論』(ちくま新書、第21回山本七平賞奨励賞受賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

hk

5
「文明と文化の違い」 「日本は明治維新以後、文明と文化の齟齬で苦しんできた。だがヨーロッパも産業革命以降、文明が文化を抑圧していた。日本に伝来したヨーロッパ文明は既に文化という『根』を失っていた。こうして二重の矛盾に日本人は頭を痛めることとなる。この文明と文化の相克が1930年初頭の世界大恐慌を引き起こした。言い換えれば、文明水準=富の豊かさだけが一人歩きして精神性=文化が瓦解していったために、世の中全体を見渡して行動できる成熟した大人がいなくなって西洋の没落(世界大恐慌)と相成った」 「リーマンショック2016/03/05

数学徒

0
ユーストかなにかの動画を以前見ていたので、それの復習っぽい感じで読ませていただきました。2014/10/01

cotton

0
国のあり方は「シッチャカメッチャカ(p156佐藤著)」。そんな状態の中でも「上の価値観(p263中野著)」が働いた実話(学校、仕事場、住まいの地域にて)を、私も大事に抱えています。神を相手のなかに見つけて私の魂が「畏まった(p265)」瞬間ですもの。さてP241の課題ですが、中野氏の視点(p232)にもどり、文明が発達している日本だからこそ、このような相手様の善行・文化(p261)が生かされる社会経済システムの構築が出来るのではないかと私も思案中です。2014/05/12

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