内容説明
幸せは歩いてこない だって、ここにあるのだから。たった２６２文字の「般若心経」のお経には、幸せに生きるための智慧がたくさん詰まっていました。
目次
第１章 見つめる（手を伸ばすか、押し上げるか―観自在；先を歩む人―菩薩 ほか）
第２章 変わっていく（大切な人の名前―舎利子；変わらないものはない―色不異空 ほか）
第３章 こだわらない（大人こそ背伸びしよう―菩提薩〓（た）
走り続ける―依般若波羅蜜多故 ほか）
第４章 動き出す（自分の弱さを知りながら生きる―故知般若波羅蜜多；風船の穴を埋める―是大神呪 ほか）
第５章 佛教の言葉（残念だけれど時は戻らない―愛別離苦；嫌いな人にコントロールされるな―怨憎会苦 ほか）
著者等紹介
加藤朝胤［カトウチョウイン］
１９４９年、愛知県尾西市（現一宮市）生まれ。法相宗宗務長。法相宗大本山薬師寺執事長。龍谷大学文学部特別講師、ＮＨＫ文化センター講師、朝日カルチャーセンター講師、中日文化センター講師などを務める他、ＴＶ・ラジオでも活躍。各地で講演会も開催
ひらたせつこ［ヒラタセツコ］
ライター、プロデューサー。（株）リクルートより１９９３年独立し、友人と（株）ジオコス設立。現在までに一五〇〇人以上を取材・執筆、教育・医療の分野で活動を続ける他、コミュニケーションなどの講演活動も行なう。一般社団法人まなびの応援団代表理事、（株）ジオコス取締役、総合在宅医療クリニック総合プロデューサー（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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22
初版2014年。今、般若心経に関する本をよく読んでいます。訳の仕方はその本それぞれで、いろんな捉え方があるなと勉強になります。時々、何に向かって走っているのか、わからなくなるときがあります。ゴールがなかなか見えなくて、落ち込むときがあります。でも、自分なりに試行錯誤を繰り返していくしか、ないんだろうな。それが頭ではわかっていても、行動が伴わないときもあるけれど。そういう日もあるさ！とゆっくり歩んでいける人生にしたいなと思います。2014/09/25
keisuke
2
今まで難しそうで敬遠してきた般若心経が分かりやすいエッセイになっていたのでとても読みやすかった。般若心経がこんなにも為になることが書いてあるのかと驚きもし、勉強にもなりました。2014/01/30
まゆみり
1
読んでいて納得できることが多かった。折に触れて読みたい。2015/11/04
さかえさん
1
田舎に移住して、残りの人生をのんびり気楽に生きていくつもりだったのに、気がつけば相変わらずあくせく神経すり減らしている自分に気付く。何故？ 何がいけないの？自問自答を繰り返して足掻き続けている自分に呆れ果て、ふと本屋でこの本に巡り会う。 これも何かの縁。合掌すれば、自然に口をついて出て来る程慣れ親しんだ般若心経なのに、意味など考えていなかったな。この本で、どれだけ変わるのか分からないけれど、多分何かのきっかけにはなるに違いない。なって欲しい。2015/09/02
