ブリーフセラピーの登龍門 (改訂新版)

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  • サイズ B6判/ページ数 187p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784434187025
  • NDC分類 146.8
  • Cコード C0011

内容説明

ブリーフセラピーの理論と技法、さらにその日本的展開を語る!若手心理療法家たちによる臨場感あふれるトーキングセミナー。

目次

ブリーフセラピーとは何か(理論的父親―グレゴリー・ベイトソンについて;技法的父親―ミルトン・エリクソンについて)
ブリーフセラピーの学び方(ブリーフセラピーの理論的背景1―コミュニケーションの語用論;ブリーフセラピーの理論的背景2―システム論;ブリーフセラピーの理論的背景3―社会構成主義)
ブリーフセラピーの考え方(ブリーフセラピーの特徴;ブリーフセラピーと思想―モダン・ポストモダン)
ブリーフセラピーの技(MRIアプローチの主な技法;BFTCブリーフセラピーの主な技法)
日本におけるブリーフセラピー(統合的アプローチの開発―ダブル・ディスクリプション・モデルと表裏のアプローチ;ユーモアの重視)

著者等紹介

若島孔文[ワカシマコウブン]
1972年、石川県生まれ。東北大学大学院教育学研究科博士課程修了。教育学博士、臨床心理士、家族心理士。立正大学心理学部准教授を経て、東北大学大学院教育学研究科准教授。他に、日本ブリーフセラピー協会研究員制度チーフトレーナー、日本家族心理学会常任理事、日本カウンセリング学会編集委員、海上保安庁第三管区惨事ストレス対策ネットワーク委員会委員、宮城県臨床心理士会副会長など

生田倫子[イクタミチコ]
1973年、北海道生まれ。東北大学大学院教育学研究科博士課程修了。教育学博士、臨床心理士。神奈川県立保健福祉大専任講師としての教育活動の傍ら、スクールカウンセラー、児童養護施設のコンサルタント等の臨床、内閣府青少年インターネット環境企画分析委員として社会貢献を行っている。家族療法、ブリーフセラピー、家族心理学の総合サイト“家族心理.com”の管理代表者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

まろすけ

3
このシリーズぼくは好き。コミュニケーションの語用論「人はコミュニケーションしない訳にはいかない」「全ての行動はコミュニケーションである」「コミュニケーションには内容と関係の2つのレベルがある(可愛いね、をセクハラ上司から言われるか好きな人からかで意味内容が変わる)」「全てのコミュニケーションは相称的か相補的かのどちらかである」通常の人間関係は相補と相称を織り交ぜながら進行する(例。子供が算数を速く解く競争しているとき、消しゴムを貸し借りする。競争は相称的なのに、貸し借りに関しては相補的)。コメント欄へ。2017/11/28

たらこ

1
介入だけ見てると鮮やか過ぎて何が何だか、ということがあるが、何を考えているかを解説。実際の技法も臨床に合わせた使い方を教えてくれる。2015/08/27

えび

0
全く知識なかったのでいきなりこの本はレベル高かったのかも。でも様々な技法や考え方が知れて良かった。いつでもブリーフというよりは、Clや面接構造によって使い分けていくものなのだろう。悪循環の切断は他でも良く見るけど、良循環の拡張という表裏両面のアプローチがあるのは面白い。スケーリングクエスチョンやミラクルクエスチョン、コーピングクエスチョン、サバイバルクエスチョンは普通に明日から取り入れられそう。スケールも色とか入れたりして。ユーモアや冗談も大事だと思う。家族療法に近い感じで、そっちも勉強したいなぁ。、

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