戦争と女性画家―もうひとつの近代「美術」

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  • サイズ A5判/ページ数 320p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784434186073
  • NDC分類 702.16
  • Cコード C1070

内容説明

描かれた「銃後」の護り。アジア・太平洋戦争下、女流美術家奉公隊によって描かれた“大東亜戦皇国婦女皆働之図”が訴えるものとは何か?

目次

序章(問題の所在;先行研究)
第1章 連帯以前―一九〇〇~一〇年代(近代日本のジェンダー編成と女子への美術教育;一九〇〇~一〇年代における女性洋画家―足助恒の場合)
第2章 女性表現者間におけるネットワークの構築―一九二〇~三〇年代(各美術団体における「女流」の位相と女性美術家グループ;女性画家と画題 ほか)
第3章 女流美術家奉公隊―一九四〇年代(「銃後」図像に関するこれまでの研究;戦争美術展における「銃後」の図像 ほか)
終章 解体と再編―一九五〇年代(女流画家協会と女流美術家協会;女性洋画家と戦後)
結語

著者等紹介

吉良智子[キラトモコ]
1974年東京都生まれ。1998年日本女子大学人間社会学部卒業。2000年学習院大学大学院人文科学研究科修了。2005~2008年神奈川県立近代美術館非常勤学芸員。2010年千葉大学大学院社会文化科学研究科修了。博士(文学)。現在、千葉大学大学院人文社会科学研究科特別研究員、東洋英和女学院大学、京都造形芸術大学、日本女子大学非常勤講師。専門、日本美術史、ジェンダー表象論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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読書家さん#42yd43

0
かなり読みやすい。 戦時中の日本の美術教育における女性の扱われ方、画壇における女性のみの団体の設立、当時の洋画などから見える女性像、当時の女性アーティストなどがまとめられている。2025/02/24

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