内容説明
気付いたら異世界にいた、“余”ことリリアンナ。騎士団長のパパ、若くてかわいいママ、モテモテの兄ちゃんのいる名家に転生したらしい。日本人だった前世の記憶はあるにはあるが、赤子の身ではしゃべることも動くこともままならない。できることといえば、「かまって~!あそんで~!ほにゃにゃにゃにゃぁ~!!」と手足をぱたぱた騒ぐくらい。それでもなんとか、かわいい精霊たちとお友達になり日々楽しく遊んでいたのだけれど…可憐で無垢なる(!?)赤子サマの、キュートな成長ファンタジー!
著者等紹介
文月ゆうり[フミツキユウリ]
2012年から、Web上で作品を公開(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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瀧ながれ
21
転生もの。女の子(転生前も女の子)なのに、なぜ一人称が「余」?個性を付けるにしてもムリがないか?と思ってたら、ちゃんと「余」にいたる理由があって、それがまた泣かせる感じだったので、よし正解!と思いました。三兄妹の末っ子でこれほど溺愛されてればしゃべるのは早い気がするんですが、それももっとも効果的なタイミングを狙ったとすると、これが正解ですね。恋の相手との展開が読みたいので(主に父・兄の反応が)次も買います。次兄は訥々としたしゃべりかたのほうが好みでした。お菓子作りにはまったのは、中の人の影響もあるのかな。2016/12/12
ちはや
8
駄目だ、口調とのりについていけず。2016/05/21
シュエパイ
6
ぱたぱたしてて余裕がちょいちょいなくなっちゃう余のリリちゃん、かわいい、なごむぅ。。。大好きな二人のお兄ちゃんとの日々も無事守れてよかった♪「あれは・・・淑女として大いに問題がある」に反論できなかったパパ、残念(笑)2014/02/28
アクセプター
5
前半レジーナにしては読み辛い感がありました。前世の記憶のメインが母親とアニメってのもチートらしくなくて良いかもしれない。2014/02/02
すがやん
4
「余は~」という、あの口調の意味はあまりないような… 転生の割りに、幼児のままの言動も違和感があるが、登場人物達は可愛らしいし、コメディとシリアスも楽しめ、ストーリー性もそれなりにあるので飽きない。2013/11/08