近世やまと絵再考―日・英・米それぞれの視点から

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 366p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784434183836
  • NDC分類 721.2
  • Cコード C1070

内容説明

近世やまと絵は、なぜ、置き去りにされたのか?日英米の研究者が国際的な視点からその原因を解明し、再評価の端緒を開かんとする画期的試み。

目次

1 在外やまと絵―コレクションと日本美術観(英国における日本美術コレクションと日本美術観;米国における日本美術コレクションと日本美術観)
2 社会的コンテクストの中でのやまと絵(時代を越えて―中世から近世にかけての展開;国を越えて―やまと絵へ向けられた英・米からの視線)
3 在外コレクションに見る近世やまと絵の展開(近世土佐派・住吉派に見るやまと絵の展開;輸出工芸に見るやまと絵の展開)
4 これからのやまと絵研究をめぐって(日本美術の日本的性格―矢代幸雄と「やまと絵」の概念;ラフカディオ・ハーンが見た日本美術―ハーンとチェンバレンの語らいの中に;近世狩野派絵画の「漢」画考)

著者等紹介

下原美保[シモハラミホ]
鹿児島大学教授。専攻は日本近世絵画史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

最近チェックした商品