内容説明
辰史と丑雄、二人は決着をつけるために、思念世界へ入った。もはや互いの心に親族としての情はない。あるのは、憎しみのみ。天才陰陽師と異能者に待ち受ける運命は…(『黒塚』)他外伝2編を収録。報復にかかわる妖しく哀しい人間模様を描いた怪異物語、堂々の完結!
著者等紹介
鈴木麻純[スズキマスミ]
1985年、静岡県生まれ。2007年にwebサイト「Nosferatu」を開設。創作小説を書き始める。『蛟堂報復録』でアルファポリスミステリー小説大賞を受賞し、書籍刊行へと至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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秋製
23
シリーズ、最終巻。辰史・丑雄の長年の因縁ともいえる確執に、漸く終止符が打たれました。太郎が今まで以上に頑張った回だったと思います。 番外編が2話収録されており、なんだか得した気分でした!w2014/02/11
絳楸蘭
11
丑雄さんとの決着がついたのはいいけど、完結編って最終巻!?まだまだ続いてほしいんだけど…。丑雄さん絡んでなくても話成り立つよね?番外編みたいにさぁ。一見複雑そうでわかりやすい辰史さんやこれからが見ものの太郎ちゃんの話が読みたいぞ〜!!2013/10/05
み
7
怪我なく終わって良かったぁ♪最初に話し合ってればねぇ。傷は浅いうちにね。2014/02/16
絵具巻
1
図書館2021/04/27
まっすー
1
32020/11/07