内容説明
いまこそカジュアル哲学に刮目!!夫婦喧嘩から哲学の命題まで、錯綜する森羅万象のもつれた糸を解きほぐす論理をどう組み立てるか。抽象ではなく具象をピックアップして吟味・分類・類型化し、個々に考察することで、その本質を解明する。その方法論の具体例がここに!!
目次
第1章 世界を見据えて(公共の哲学とは;適者生存の哲理;価値判断とその基準)
第2章 人間の深奥(人間はいかに形成されるか;命は誰のものか;人間の認識能力;夫婦喧嘩の真理;自己顕示と「華」;妻と母との人間像の違い;「友」と簡単に言うが)
第3章 社会の解剖(情報に振りまわされる;男女共同参画社会とは;「責任」の哲学;逆説の解釈)
第4章 政治の哲学的解明(政党の政策の本質;民意の解明;「大義名分」の危なさ)
著者等紹介
村上新八[ムラカミシンパチ]
1930年東京生まれ。一橋大学出身。1990年まで日本能率協会に勤務、経営コンサルタントとして、三井鉱山、日立工機、三菱重工業、三菱自動車工業、トピー工業、神戸製鋼所、日清製粉などのコンサルティングを行う。1990年よりコンサルティング業務を自営。著書に『コストマネジメント』(学研1987)(公認会計士協会より第一回山中MAS賞受賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。