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内容説明
帝国皇女ピニャの尽力により、日本と帝国との和平交渉は少しずつ実を結ぼうとしていた。そんな友好ムードのなか、冴えないオタク自衛官伊丹耀司は、『特地』の資源調査を命じられ、異世界の美少女達と共に学都ロンデルを訪れる。街の住民と親交を深める伊丹一行。しかしそこには、炎龍討伐の英雄とされた魔導師レレイを狙う、闇の刺客が待ち伏せていた―超人気の自衛隊×異世界ファンタジー、文庫化第三弾・前編!
著者等紹介
柳内たくみ[ヤナイタクミ]
自衛官を経験した後、2006年に自営業を開業。本業に従事する傍ら、インターネット上で精力的に執筆活動を展開し、2010年4月、「ゲート―自衛隊 彼の地にて、斯く戦える(1)接触編」で出版デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
異世界西郷さん
31
炎竜が退治されたことに沸き立つ帝国。日本政府との本格的な交渉を始めようとするも皇帝が倒れてたことで先行きに暗雲が立ち込める。後を継いだゾルザルは主戦派を纏め策謀をめぐらし、その魔の手は伊丹たち一行にも迫り……な動乱編の〈上〉。相変わらずの息をも吐かせぬ展開で面白かったです。p166からの行がテロリスト的な発想で笑えなかったですが、劣勢の側が採りうる戦術というのはいつでもどこでも同じようなものなのでしょうね。あと、笛吹男がたち悪すぎでいかにも強敵といった感じです。最後もまさかの展開。次巻を早く読まねば。2016/01/13
こも 旧柏バカ一代
24
帝国と日本の和平交渉が順調に行ってると思いきや、、皇帝が毒を盛られて意識不明の重体となってしまった。そこで皇太子が代理として政権を握るが、和平派を牢屋に拘留して和平交渉どころでは無くなる。そんな時、現場の伊丹は学都ロンデルに赴きレレイの導師号取得の発表会に出席していたが、バイパーと呼ばれる暗殺者にレレイは命を狙われてしまう。2020/09/01
ナカショー
24
炎龍を退治したことによって名声が広まり門の向こうではレレイを英雄として担ぎ上げられたことにより、それを妬むものから暗殺の魔の手が迫ってくる話。相変わらずサクサク話が進んで読みやすかったです。下巻も読みます。2015/10/28
かわうそまん
21
炎龍退治した後、物語は帝国の政争に軸足を置いた感じ。自衛隊が武器でドンパチしてチート状態ってのも面白いけど、この展開も中々に面白い。今後、帝国の主導権は誰がつかむのか(やっぱりピニャ?)、帝国と日本の関係はどうなるのか?そしてレレイは!?次巻早く読まなきゃ!!2015/12/19
ぺぱごじら
19
日本と『帝国』の交渉がいよいよ始まろうとする中、帝国で燻る火種への着火が始まる。魔導師も高位になると、色々バランスとか考えて発展を進める義務を自ら背負うような品格が求められるんだな。そういえば安永航一郎『パンプキン・シザーズ』でも同じような話があったな。2015-1222015/08/14
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