内容説明
生きている限り、老いて、病んで、死んでいく。誰もが避けられないこの「生老病死」の現実を、私たちはどう受けとめるか。特に、この真っただ中で苦しむ人たちと共に医療現場に生きる著者は、何としてもこの“四苦”を超える道を説く仏教を、仏の心を、医療の世界に展めて、共に安らぐ場としたい!―今を輝かせ、心豊かに生きるために、私たちはどうすればよいかを仏教に問い続ける。
目次
第1章 今、今日を生きる
第2章 人間として生まれて
第3章 智慧の目
第4章 生老病死を受けとめる
第5章 医療文化と仏教文化
第6章 生かされている私
第7章 念仏申さんと思い立つ心の起こる時
著者等紹介
田畑正久[タバタマサヒサ]
1949年、大分県生まれ。九州大学医学部在学中に仏教の師、細川巌師に出遇う。1973年卒業後、外科の道に進む。九州大学付属病院、国立中津病院を経て、1989年、東国東地域広域国保総合病院(現在、国東市民病院)へ。1990年、「国東ビハーラの会」を組織して院内で仏教講座を毎週開催。院長を10年間勤め、2004年3月、勇退。同年4月、飯田女子短大看護科客員教授。2007年、佐藤第二病院、院長。2009年4月、龍谷大学大学院教授に就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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