内容説明
町民Ｃは、ある朝勇者様に拉致されてから、神子と呼ばれたり、何者かに攫われたり、眠り続けて幽霊になったりで、もう大変。そして、いよいよ世界の終焉が近づいた時、勇者様と魔王が決死の戦いを始めた―大人気のひとりツッコミ満載冒険譚、感動の最終巻。
著者等紹介
つくえ［ツクエ］
香川県出身。２０１１年８月よりＷＥＢにて小説を公開、「町民Ｃ、勇者様に拉致される」にて出版デビュー（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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秋製
26
シリーズ、最終巻。このシリーズを通して思ったことは、「町民C」というキャラでゲームをしていたような感覚に陥っていた事でした。彼、彼女達がこれから築いていく「未来」なら・・・、という気持ちにさせられた結末でした。2013/11/02
シュエパイ
12
声が目にみえるのなら、その歌はきっと、優しい手の形をしている、と。ひとりっきりで死のうとしていた蒼に、ひとりっきりだった神さまに、ひとりっきりで悪意を被ろうとした白に、そして無数に喪われた人々に、なんて優しい歌声が届けられたのでしょう。みんなの幸せが、ひととき繋がった空間の安らぎが、いとおしかったのです。これからゆっくり、未来の約束を、幸せへの旅路をはじめてほしいのです。2013/03/02
綾瀬ちかこ
9
勇者様に拉致されてから一年経ち、物語はハッピーエンド？ すっとぼけているのか、素なのか恋愛方面でもボケ発揮の町民C。彼女達の未来が幸せでありますように。2013/04/01
いかこ
9
うん、ほんのり恋愛方面へ舵を切ったケド、ページ数足りませんでした…？うおおおおおお、ここからの！ここからの怒濤のラブイチャを猛烈に所望する！！！！！！ このもどかしい程の微ラブを積み重ねて、気付いたら後戻り出来ないレベルでくっついてる位の甘々なその後の二人を下さいぃぃいいいいいい！！！！ ちゃんと収まるべき所に収まって、しっかりハッピーエンドで、やかましい程の突き抜けたセルフ突っ込みやモノローグにも意味があった(多分)とは！！ 作者ブログをチェックするか…2013/03/20
でんか
8
再読中。ほいきた最終巻（番外篇がありますが）、今巻は存在感が神官さん＞勇者さんだった気が…。スミマセン、世界を救ってる人にそんなヒドイこと言って。すんげえ戦って、ほぼほぼ死にかかっていたせいか、神子と接点がほとんどなくて、ちょこっとしか語られない彼の状況…いや、重要情報＆現況はちょろっと出ましたけどね。色々設定があって、どうたたむのだろうと思いましたが、収まるものは収まるべきところに収まって、これにてひと段落、という感じでしょうか。ほんと、一気に読むと疲れますが、一気に読むのがおすすめです。2017/10/19
