目次
第1章 禅思想とは(「空」の意味;禅思想における「過去・現在・未来」;カントの哲学と禅思想)
第2章 禅思想における「即」の意味(「色即空・空即色」;鈴木大拙の「即非の論理」;禅思想と「唯物弁証法」や、毛沢東の「矛盾論」との比較;禅では唯物論で区別できなかったものを区別する)
第3章 「色即是空・空即是空」は量子力学で説明できる(禅のものごとの観かた「色即是空・空即是色」;量子力学におけるものの見方;禅はカントの考えよりすぐれている;禅思想は現代物理学理論を補完できる?)
第4章 禅の修業における座禅・瞑想の意義(禅の修業における思惟の意義;禅の修業における座禅・瞑想の意義)
著者等紹介
中野紀和男[ナカノキワオ]
1963年名古屋大学農学部農芸化学科卒業。2003年名古屋大学生命農学研究科教授を退官(専門は神経化学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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