内容説明
精神分析家・精神科医の著者による、深層心理、集団心理学の観点から構築された合理的軍備必要論。戦争は永遠に防げない、それに備えよ!―。
目次
1 戦争一般について
2 戦争の定義と種類、その実態
3 戦争の歴史と種々の戦争の見方
4 攻撃性の個人・集団心理学
5 戦争の原因論と戦争心理学
6 戦争不可避論(軍備必要論)
7 戦後日本人の戦争観と絶対平和論への反論 付・太平洋戦争論
8 戦争はなくせるのか
9 結論
著者等紹介
脇元安[ワキモトヤスラ]
1950年、鹿児島県生まれ。九州大学医学部卒業。九州大学病院、宮崎医科大学(旧)、福間病院、八幡厚生病院を経て、2001年、脇元クリニック開業。日本精神神経科診療所協会会員。所属:日本心身医学会、日本精神分析学会、日本精神神経学会、日本児童青年精神医学会。専門:精神分析、心身医学、攻撃性の心理学、青年期精神医学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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