内容説明
戦いは勝たねばならない。悪徳に勝つには悪徳にならねばならない。「悪辣で残虐な方が勝つ」とは戦争論の定理である。そんな不道徳に身を落として、フィリピンで悪徳華僑と戦った日本人ビジネスマンの姿を追った書である故、『ビジネス不道徳講座』なのである。著者独自の史観で世界史を読み解くシリーズ第1弾。
目次
序章 歴史を語るにあたって
第1章 ビジネス不道徳講座(暗殺―老華僑の死;アンダーテーブル―利権と収奪;自己責任とコンプライアンス;ジャスティス―矜持と自衛;KMU労働組合との戦い;神風の碑―敢闘精神の復権;戦闘意欲と敢闘精神)
第2章 フィリピン史(スペイン支配時代;アメリカ支配時代;日本統治時代)
著者等紹介
浅井壮一郎[アサイソウイチロウ]
1940年台湾台北市生まれ。1963年東京大学農学部農芸化学科卒。農学博士。2009年早稲田大学第二文学部卒。A.G.F.社取締役。ユニオン・ケミカル社(在フィリピン)社長。熊沢製油産業社長。現在、財団法人フィリピン協会監事、NPO法人海外資源活用協会顧問、古代史教養講座理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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