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内容説明
二〇××年、突如として東京銀座に「異世界への門」が開かれた。その中から侵攻してきたのは「異世界」の軍勢や怪異達。陸上自衛隊はこれを撃退し、門の向こう側『特地』へと足を踏み入れる。およそ自衛官らしくないオタク自衛官、伊丹耀司二等陸尉(33)は、部下を率いて『特地』にある村落を偵察することに―そこには金髪エルフやゴスロリ神官など、夢にまで見た美少女達の姿が!?超人気の自衛隊×異世界ファンタジー、文庫化第一弾・前編。
著者等紹介
柳内たくみ[ヤナイタクミ]
自衛官を経験した後、2006年に自営業を開業。本業に従事する傍ら、インターネット上で精力的に執筆活動を展開し、2010年4月、「ゲート 自衛隊彼の地にて、斯く戦えり1.接触編」で出版デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
HANA
39
自衛隊が異世界に乗り込む話。今のところ戦力に差がありすぎて、自衛隊無双な感じ。騎士団VS機関銃とかシヴィライゼーションでしか見た事がありません。アレ同様にこちらも鎧袖一触。このタイプの小説だとどうしても『戦国自衛隊』が連想されるが、現代戦の根本ともいえる補給の問題を力技でクリアしているため、爽快感はこちらの方が上かな。思考実験って意味では比べようがないが。それにしてもこの調子で話が進んでいくと、一方的な試合のまま終了しそうな気がする。今後は、これをどう料理していくか。という点に期待したいものです。2014/06/02
異世界西郷さん
37
たしか、今年の3月くらいに購入したはずなんですけどもね。どういうわけか、読んだのはアニメが始まってからでした。何故、この本を早く読まなかったのかが不思議なくらい面白かったです。剣と魔法のファンタジーあり、ミリタリー要素あり、政治的駆け引きありで飽きることなく読み進めることができました。伊丹の“有能な怠け者”ぶりが小気味良かったです。ヒロインたちも魅力的な娘が多く、今後の展開が気になるところです。2015/07/23
Yobata
34
突如銀座に開かれた「門」。そこから侵攻してきた異世界の軍勢に陸上自衛隊は対抗し、門の向こう側「特地」へと進む。その第三偵察隊長となったオタク気質の伊丹燿司の前に現れたのはエルフに龍,ゴスロリ神官で…。オタクの主人公が異世界へ行く設定は榊先生の「OBC」に似てるけど、こちらの方は自衛隊vs異世界の軍勢という事でかなり血生臭くリアル。イタリカでの盗賊戦は自衛隊による現代兵器の破壊力は壮絶だったね。あんだけ自信過剰だったピニャ殿下の落ち込み具合は相当なもんだったな。まぁそれだけの違いを見せつけられたんだから→2015/08/04
こも 旧柏バカ一代
28
土曜日の新宿。いきなりGATEが現れ異世界から軍隊が攻めて来る。突然の侵攻にパニックになり多くの死傷者を出したが、相手の文明レベルは古代ローマ程度だったので反撃したら撃滅出来た。そして、相手が再度侵攻して来ないように、GATEを占領するのだが、、、相手はGATEと取り返しに攻めて来る。そのGATEを巡り日本の周辺国も蠢く。現場はドラゴン相手に現地民を助けて保護下に置いたり。敗残兵から盗賊になり都市を攻めていた連中を蹂躙したり、、なんか色々凄いww2020/08/30
蛇の婿
21
小火器類、特に銃器については個人的にどうも嫌いで何がどんな性能だとか調べることすら苦痛であるため六四式だの八九式だのはまったくどうでもよろしいのですが、ファンタジー生物対現代兵器やら戦略やらは面白いテーマでもあり、なにより『門』の設定が秀逸であるため気になっていたシリーズです。…期待通りなかなか面白く読了。友人に一人現職の自衛官が居るんですが、主人公と時たまオーバーラップする部分もありなかなか、なかなか…次巻以降も読ませていただきますw うーむww2015/12/03