内容説明
「三ヶ月の間にそっちが俺に惚れれば俺の勝ち。惚れなければ君の勝ち」ホストクラブのナンバー2、右生と始めたラブゲームの最終日。奇しくもそれは彼のバースデーだった。意地悪だけど、彩芽に前を向くことを思い出させてくれた右生。でも、勝てばもう二度と逢えない。負ければふたりの関係は、客とホストのまま。それがルール。思い悩んだ末に、彩芽が下した決断とは―?魅惑のホストとのちょっと危険なラブストーリー、ついに完結。
著者等紹介
龍田よしの[タツタヨシノ]
地方出身。2001年に開設したサイトで2002年よりオリジナル恋愛小説を公開。同年より執筆をはじめた「水曜日の恋人」が多くの読者の支持を集め、出版に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
陸抗
14
【再読】ホストクラブ「マンホール」の中から外へ。彩芽と右生のそれぞれの過去の傷と向かい合い、乗り越えていく。ラバーの答えは彩芽らしく、ここまでやるのかといういざぎよさも好感だった。クラブのオーナーのキングの、若かりし頃なんかも見てみたい気もする。2018/09/15
ミホ
2
水曜日の恋人2。1冊目が現在のゲームの駆け引きで、今回は駆け引きに付随されたそれぞれの過去に絡んだお話に焦点が当てられていた。ゲーム最終日は右生の誕生日で、ゲームの勝敗で変わる関係性。どんな終わり方になるのかなと気になったが、なんだかやはりと言うくらいに主人公らしさがでた結末になったので良い終わりだったように思う。キングは相変わらず謎だったけど、向上心ある人に寛大で良い大人とはまさにこんな感じ。人との繋がりを大切に、2人もそれぞれ幸せがあるようなハッピーエンドですね。2021/01/13
あい
2
1巻の勝負の結末が知りたくて2巻も読みましたが、途中から大筋は予測できて、右生の決断が簡単に実現して拍子抜けでした。彩芽さんは魅力的でした。もっといい男性とめぐりあえそうなのに…。2020/01/06
なぎ
1
面白かったー!右生がちゃんと花言葉に気づいてくれてよかった(*^_^*)
みぃ
0
★★★★☆2013/02/22