Edition trombone<br> 社会運動と文芸雑誌―『種蒔く人』時代のメディア戦略

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Edition trombone
社会運動と文芸雑誌―『種蒔く人』時代のメディア戦略

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  • サイズ B6判/ページ数 250p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784434167546
  • NDC分類 910.26
  • Cコード C3090

目次

1 『種蒔く人』(小牧近江『種蒔く人』への道程―大逆事件、社会主義同盟の関係からの考察;土崎版三冊の意義;『種蒔く人』における“地方”―投稿欄を中心に;「愛国」と「過労」をめぐって―労働文学と『種蒔く人』;『種蒔く人』研究の現在)
2 『文芸戦線』(関東大震災の記憶―『文芸戦線』における想起・虐殺のアーカイヴ;「流言」をめぐって―関東大震災と平沢計七;小林多喜二と『文芸戦線』―一九二七年の「作品行動」)
3 アナキズム系文芸雑誌(大杉栄―叛逆精神とメディア戦略;民衆詩派の詩人たち―生命主義的考察;アナキズム文芸誌『シムーン』『熱風』について(付・同誌細目))
4 『太陽』(『太陽』創刊号の反響;『太陽』編輯主幹・浮田和民の位置)

著者等紹介

大和田茂[オオワダシゲル]
1950年東京都生まれ。法政大学大学院博士課程修了。東京都立高等学校教諭などを経て、法政大学非常勤講師。日本近代文学専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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きつね

5
小牧近江について知りたくて手に取った。大杉栄や平澤計七から浮田和民など盛りだくさんで楽しい。先行研究との新規性の線引きがいささか緩く、「顕彰もの」と学術書の中間的な位置の文体と感じた。著者の既刊も読んでみることにしたい。 本書を通読すれば誰でも感じることであろうが、誤字(は比較的少ない)・脱字・衍字が夥しく、編輯工程に疑問が残る。たとえばあとがきの謝辞のなかに「日本社会文会」とあるが、よりによってここでやっちゃだめだろう。著者がかわいそう。あるいは著者のワープロが何かおかしいのだろうか。2015/08/30

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