内容説明
子どもには、心の病はない―心の病と診断されるものは、子どもの記憶の問題、子どもの反応の仕方の問題に過ぎない。
目次
どのようなときに心の病と気づくか
心の病を考える前に
心とは何か
脳と心
病とは、トラウマとは
体の病と心の病
精神医学における心の病
子どもの立場からの心の病
ストレス刺激とその反応および症状
いわゆる“発達障害”も存在しない〔ほか〕
著者等紹介
赤沼侃史[アカヌマツヨシ]
向日葵会心療内科医師。1945年ソウルに生まれ、終戦後引き上げた。1964年東京大学理科二類に入学1969年同大学基礎科学科を卒業後新潟大学医学部に入学。1975年同大学を卒業後医師免許取得。1982年赤沼外科内科医院を開設。以後、子どもの心を脳科学的に理解する研究を開始。雑誌等への投稿も多数。ネット上に子どもの心研究所を開設し、様々な子どもの心の問題についてカウンセリングを無料で行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。