子どもの心の病

子どもの心の病

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  • サイズ B6判/ページ数 63p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784434166259
  • NDC分類 493.937
  • Cコード C0037

内容説明

子どもには、心の病はない―心の病と診断されるものは、子どもの記憶の問題、子どもの反応の仕方の問題に過ぎない。

目次

どのようなときに心の病と気づくか
心の病を考える前に
心とは何か
脳と心
病とは、トラウマとは
体の病と心の病
精神医学における心の病
子どもの立場からの心の病
ストレス刺激とその反応および症状
いわゆる“発達障害”も存在しない〔ほか〕

著者等紹介

赤沼侃史[アカヌマツヨシ]
向日葵会心療内科医師。1945年ソウルに生まれ、終戦後引き上げた。1964年東京大学理科二類に入学1969年同大学基礎科学科を卒業後新潟大学医学部に入学。1975年同大学を卒業後医師免許取得。1982年赤沼外科内科医院を開設。以後、子どもの心を脳科学的に理解する研究を開始。雑誌等への投稿も多数。ネット上に子どもの心研究所を開設し、様々な子どもの心の問題についてカウンセリングを無料で行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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那由田 忠

15
ご縁があって読ませていただいた。「発達障害」なる言葉が当たり前のように言われるが、病気という明確な証拠がないので障害と言う。発達していく子どもの心と大人の心の違いや、母親や学校との関係で子どもがストレス刺激を受け続けると防衛的に病的に見える行動をとることを強調する。小児脳科学心理学の立場。母親は、非常に辛いが、子どもが自分の「自己否定」を克服して立ち上がるのを信じてじっと耐えることとなる。非常に感銘を受けた。優れた理論だと思う。現在の精神医学が十分に科学たりえていないこと、これは勉強すればわかることだ。2016/07/13

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