知られざる森のゾウ―コンゴ盆地に棲息するマルミミゾウ

知られざる森のゾウ―コンゴ盆地に棲息するマルミミゾウ

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  • サイズ B5判/ページ数 95p/高さ 27cm
  • 商品コード 9784434165641
  • NDC分類 489.7
  • Cコード C0045

内容説明

現地で長年マルミミゾウの研究をしたブレイク氏と、20年以上アフリカ熱帯林を見続け、今現在も、コンゴ共和国の北東部で野生生物保全に携わっている西原氏。この2人の協力により、日本初の“マルミミゾウの今”が解る書籍がここに誕生した。

目次

第1章 マルミミゾウは何ものであり、どこから来たのか?
第2章 マルミミゾウはどこに棲息し、何頭いるのか?
第3章 熱帯林のエンジニア
第4章 巨人の食するもの
第5章 マルミミゾウの社会
第6章 マルミミゾウの移動
第7章 象牙の魅力
第8章 知られざる虐殺
第9章 危機に瀕しているマルミミゾウ
第10章 保全への戦略

著者等紹介

西原智昭[ニシハラトモアキ]
1962年神奈川県生まれ。京都大学理学部人類進化論研究室出身。理学博士。1989年から現在まで、コンゴ共和国、ガボン共和国などのアフリカ熱帯林の現場にて、研究調査、国立公園管理、環境保全などを行う。これらの地域に20年以上携わってきた唯一の日本人で、マルミミゾウの密猟やその象牙の違法取引の現実を、数多く目の当たりにしてきた。現在の所属は、国際野生生物保全NGOでアメリカ合衆国ニューヨークに本部を置くWCSのコンゴ共和国支部で、主にその北部での自然環境保全・技術顧問を務めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。