目次
文学の風景
暮らしを楽しむ
室生犀星の足跡
犀星とわたし(雨宝院と犀星;文学の坩堝;犀星が愛した牡猫ジーノ;犀星からの葉書;犀星文学の広さと深さ)
室生犀星の文学(犀星の詩について;室生犀星の小説)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
月
9
★★★★☆(歿後五十年記念出版。数々の写真や原稿も掲載され当時が偲ばれる一冊。雨宝院、犀川、軽井沢、馬込、庭、虫籠、骨董・・。萩原、芥川、白秋、堀、立原・・。とみ子夫人をはじめとする犀星を取り巻く家族・・。とみ子夫人の表情がとてもいい。又、当時の虫籠の様子も犀星の小説を偲ばせる。自然、草木虫鳥魚、そして幽遠。印象深い写真がいくつもある中で、堀多恵子(堀辰雄)夫人撮影の「愛猫ジイノと犀星」のツーショットが心に残る。被写体が自分と思わずに油断した犀星の愛猫へと注がれるその笑顔は確かに美しい。) 2012/11/15
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