内容説明
次元の秩序が崩壊している夢は、変幻自在で、さらに不合理をも容認するから表現の場での利便性が大きい。昔の人は、夢にどんな意味を持たせてきたのか―。
目次
1 夢、その基本的なことがら(「覚醒と睡眠」、「心のはたらきの強弱と思考の活性度」、そして、「覚醒時思考・睡眠時思考・滅裂思考」、これらの基本的な理解;「夢か現か」の成因、そして、「心身の二重構造思考」の源になっている「自我」;夢の持っている特有の性状;お話にでてくる夢が本当の夢である可能性は ほか)
2 お話のなかでの役割で分類した夢(託宣夢・告知夢;怨霊・怨念の夢;予知夢;心身の二重構造を肯定する夢 ほか)
著者等紹介
杉山弘道[スギヤマヒロミチ]
昭和37年新潟大学医学部卒業。昭和46年長岡赤十字病院内科。昭和52年内科医院開業。平成19年閉院 以降はフリー。日本内科学会・日本認知症学会に所属(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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