シリーズ日本人の誇り<br> 零戦(ゼロファイター)老兵の回想―南京・真珠湾から終戦まで戦い抜いた最後の生き証人

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シリーズ日本人の誇り
零戦(ゼロファイター)老兵の回想―南京・真珠湾から終戦まで戦い抜いた最後の生き証人

  • 原田 要【著】
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  • サイズ B6判/ページ数 357p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784434162121
  • NDC分類 916
  • Cコード C0095

内容説明

滞空時間8000時間、日本が世界に誇った「零戦」を駆って戦い交戦国から畏れられた歴戦のパイロット。南京攻略、真珠湾攻撃、ミッドウェー海戦、ガダルカナル島争奪、幾多の戦場をくぐり抜けた著者のみが語り得る本当の戦争論。国の誇りを守った男たちの記録。

目次

序章 最悪の戦場からの生還
第1章 少年時代
第2章 海軍へ 憧れの戦闘機乗りに
第3章 中国戦線
第4章 開戦
第5章 戦勢逆転
第6章 内地へ そして敗戦
第7章 戦後 敗戦の現実に耐え戦友の慰霊を誓う
最終章 次代を担う人たちへ―あとがきにかえて

著者等紹介

原田要[ハラダカナメ]
大正5(1916)年長野県生まれ。昭和8(1933)年横須賀海兵団入団(水兵)。昭和12(1937)第35期操縦練習生を主席で卒業。昭和16(1941)年空母蒼龍に乗り組みハワイ真珠湾攻撃に参加。翌年ミッドウェー海戦参加、1カ月の軟禁生活の後、空母飛鷹に乗り組み、同年10月ガダルカナルでの空戦で重傷を負い内地へ。千歳航空隊にて終戦を迎える。戦後、公職追放の苦難の中、農業、酪農、八百屋、牛乳販売など様々な職業を経て、昭和43(1968)年に託児所を開設(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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やじ

25
戦争は嫌だ。しかし攻められたら?話し合っても帰ってくれなかったら?夫が戦わずに逃げたらどうする?実際に戦った先人達は、その誇り高さと戦後の軍に対する酷い仕打ちなどから、戦争での体験談や零戦乗りだった事を敢えて話そうとはされなかった。しかし筆者は湾岸戦争時のテレビ映像を見て「綺麗」「ゲームみたい」などと言った若者に危機感を感じ、本にしてくださいました。侍の精神が残る筆者の、なんと凛々しく美しいことよ。私もずっとイマジンの世界に憧れてた。でも竹島取られたり、拉致被害者を救えない現状を知り目覚めました2016/06/27

roatsu

13
ご逝去されたとの報を聞いて再び手に取る。布哇沖海戦に参加された経験を持つ古参の戦闘機搭乗員としてはもう最後の存命者だったのではないか。ただ驚き、ひたすらご冥福をお祈りするばかり。戦前に生を受けた世代として、あの大戦争を戦い壮絶な経験をした身として、国家、戦争、平和などを考えるための千金の重みに満ちた言葉と生き様を残してくれたと思う。日本では今日、無責任な平和を傲慢に謳歌しつつ独善的な観念論を弄する大衆が増えてきたが、現代流の浅薄な観念に浸る前に父祖の世代の経験と遺言を真剣に顧みて学ぶべきだろう。2016/05/04

roatsu

7
誇張なく淡々と語られた言葉はそのまま戦争の異常さ、凄惨さを我々に教えてくれています。往時の体験者の方々の証言も時間の流れとともに聞けなくなるけれどこのような形できちんとご自身の体験と思いを残してくれることに感謝しつつ。卑屈で偏りきった反省のあげく誇りを失った日本の姿への原田さんの思いは胸をえぐります。今日生きてある我々一人一人が誇りを持って生き、多くの先達に恥ずかしくない健全な国の歩みを支えていかねばと改めて思いました。角田和男さんの修羅の翼ともども多くの人に読んでほしい一冊です。2013/07/24

Tomoaki Okitsu

6
『永遠の0』~(数冊)~『蒼空の航跡』に続く戦争物6冊目。壮絶な戦争を戦い抜き、今生きている喜びを感じていた矢先、湾岸戦争が勃発。今を生きる若者達に、本当の戦争の悲惨さを伝える為に筆を取った本書。戦後、愛妻の一言をきっかけに、託児所開設 幼児教育の場へ。生き残ってしまったという後悔の念に苛まれながらも、戦場で散った仲間の達の”平和”への願いを叶え、また想いを伝える為に・・・2014/01/06

井上草介

4
戦後大衆に言い尽くされた「戦争は絶対に繰り返してはいけない。」という台詞ですが、最前線におられた原田さんこそ、これを説くに相応しいひとだと思います。私は戦争のかなしみを知りません。東京へ飛んできたB29も原田さんが格闘したグラマンも知らないのです。米の代わりにイモを食べたとか脱脂粉乳を飲んだとか、そういうことのいっさいを知らないのです。しかし、これを教えてくれた先生方の多くもまた戦争を知らないはずです。その躬をもって戦争と向き合った人の本が読める。これほど幸福なことはありませんでした。2014/12/19

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