内容説明
霊性の深みから立ち顕われる日本神話の神々とは何か?古事記の文章を読み解きながら、天地の始まりからイザナキ・イザナミを経て、アマテラス、スサノヲ、オホクニヌシ、天孫降臨に至る神話の深層を明らかにする、まったく新しい神話論の試み。
目次
第1章 宇宙のはじまり
第2章 イザナキ・イザナミの国生み
第3章 黄泉の国
第4章 みそぎ
第5章 アマテラスとスサノヲ
第6章 天の石屋
第7章 オホゲツヒメ
第8章 スサノヲのヲロチ退治
第9章 オホクニヌシ
第10章 天孫降臨
第11章 神話が語るもの
著者等紹介
菅原浩[スガハラヒロシ]
1959年、埼玉県生まれ。東京大学大学院博士課程単位取得満期退学。学術修士。現在、長岡造形大学教授。表象文化論、神話学、比較宗教論などの研究を経て、現在は、霊性的思想の現代的再創造に取り組んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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