感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かもやん
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田中昌弥さんの『臨床教育学の課題とナラティブ的探求』というところだけ講義のため読んだ。 「受動性の回路」「開放の相互性」など、新しい概念があり面白かった。受動性の回路とは、子どもに対して能動的に働きかけるのではなく、その子どもを理解しようと努めること。それにより子どもは心を開き、子どもと教師の間に開放の相互性が生まれる。 内容を見ていると、大人がもつ「理想の子ども像」を子どもに働きかけることはよくないことだと書かれているが、そういったことも必要な時もあるだろうと感じた。ちなみに共感の概念とどう違うのかな?2013/05/13