政治は動いていないのか―東日本大震災と政治

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  • サイズ B6判/ページ数 181p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784434159435
  • NDC分類 312.1
  • Cコード C0031

内容説明

震災時の現職9省庁の要人に直撃取材。地震発生から今日までの政治的記録。震災の初動で動いた政治家たちの証言は貴重な記録となるだろう。

目次

第1部 各省インタビュー(内閣府・阿久津幸彦内閣府大臣政務官「いや、違う!そういう状態ではないんです!」;総務省・鈴木克昌総務副大臣「目の前に広がる光景は本当に悲惨でありこれから臨む仕事の重さを感じました」;防衛省・小川勝也防衛副大臣「今回は、ある種の有事的事態です。机上訓練、実動訓練でもなく本番でした」;農林水産省・篠原孝農林水産副大臣「農林水産関係の被害額は甚大です。新潟県中越地震の15倍、阪神・淡路大震災の22倍に達します」;厚生労働省・小宮山洋子厚生労働副大臣「厳しい環境にありますが、子どもたちの笑顔に救われました」;経済産業省・中山義活経済産業大臣政務官「事業を、仕事をつくる。そうすれば日本経済全体がよくなります」;環境省・近藤昭一環境副大臣「節電はガマンではなく、新しいライフスタイルを生みだそう、ということ」;国土交通省・池口修次国土交通副大臣「東北の復興は日本自体の復興とも言えます」;法務省・小川敏夫法務副大臣「土地が流されたり、水没したりするなど、阪神・淡路大震災では起こらなかったことが起きています」;復興構想会議の提言「~悲惨のなかの希望~」)
第2部 被災者支援制度(多岐にわたる被災者支援制度)

著者等紹介

岩渕美智子[イワブチミチコ]
青山学院大学卒。ジョージタウン大学国際関係学部修士課程修了。ブルッキングス研究所客員研究員、東洋大学法学部専任講師・助教授。浅野史郎知事(当時)の招きで宮城県環境生活部次長。東北福祉大学客員教授。現在、首都大学東京講師(OU)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

OjohmbonX

3
ニュースだけを見ていると首相や主要閣僚の言動は見えても、他の副大臣・政務官・官房副長官・首相補佐官といった行政府に入った国会議員の動きは分かりにくい。特に災害時などの非常事態でどう動いているんだろうと興味があった。本書は東日本大震災・福島原発事故で、民主党政権で各省庁の任用ポストにあった政治家達がどう仕事していたかインタビューをまとめた本で、2011年8月の出版。本当に寝食忘れて全力を尽くしているという感じ。非常事態に法と実務の整合性をどう調整・担保しながら対処していったのかも垣間見えて面白い。2020/04/17

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